Ubuntu

2011年7月13日 (水)

Ubuntu 11.04 日経Linux P.22の掲示板が動かない方へ

日経Linux 2011年8月号の22ページに、「掲示板やWikiを設置する」 という記事があるが、若干説明不足であり、このままではクリーンインストールされた Ubuntu11.04やKubuntu11.04では動かないと思われる。よって、以下に修正方法を示した。

これだけで動く!

インストールされている掲示板のcgiスクリプトは1行めが[#!/usr/local/bin/perl]となっている。
つまり、/usr/local/bin/にperlがあることが前提となっている。
しかし、Ubuntu 11.04 日本語Remix版やKubuntuで確認したところ、perlは/usr/binにあり、/usr/local/binには存在しない。
よって、/usr/local/binにperlのシンボリックリンクを作成するのが一番簡単な解決となる。

$ cd /usr/local/bin

$ sudo ln -s /usr/bin/perl

これでApache2とepadをインストールしたUbuntu上でWebブラウザ(FireFox等)を起動して、URL欄に以下を入力する。

http://localhost/cgi-bin/epad/epad.cgi?mode=check

これで、22ページ右中央上部に表示されている「ログファイルパス:OK」等の画面が出れば掲示板の稼働が確認できる。

記述ミス

いくつか記述ミスがあって、混乱している方もいるのではないかと考える。当方が推測して理解した内容を以下に示す。

p.22  左側 下から10行目($は入力しません)

$ cd /usr/lib/cgi/epad $ cd /usr/lib/cgi-bin/epad

p.22 左側 下から4行め($は入力しません)

$ cd /var/www/epad  $ cd /usr/lib/cgi-bin/epad

p.22 右側 「写真1 起動確認」の下の文章

http://localhost/bbs/epad/epad.cgi?mode=check http://localhost/cgi-bin/epad/epad.cgi?mode=check

さらに少し試してみた

Apache2でCGIを動かすということで、いくつかのサイトをチェックしたが、「UbuntuではApache2はデフォルトではCGIは動かない」 という記述が何か所かで見られた。
しかし、デフォルトの設定を見ると、ScriptAliasの設定があり、/user/lib/cgi-bin/の設定にも「+ExecCGI」 の記述があったので、デフォルトで動きそうだなと思いながら今回の掲示板の設定を行ってみた。結果は予想通りデフォルトの設定のままApache2で CGIが動いた。 ところで、ScriptAliasの設定によるCGIの設定は、ScriptAliasで指定された(/usr/lib/cgi-bin/)ディレクトリ においては全てのファイルがCGIスクリプト(プログラム)とみなされるということなので、試しにepad.cgiをepac.cigとしてコピーして、 これをブラウザURL欄で指定してみると、cgiスクリプトとして、まったく同じ結果となった。
また、この掲示板で投稿すると、各掲示の投稿元を示すアイコンが表示されるはずであるが、これが表示されない。イメージファイルが/cgi-bin/以下 のディレクトリにあり、cgiファイルとみなされている可能性もある。(定かでは無い。)
Bbs01
そこで、CGIの設定をScriptAliasの設定からAddHandlerの設定に変更して試してみた。これで拡張子によってCGIスクリプトとして みなされる。
変更内容は以下。

/etc/apache2/sites-available/default

ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/lib/cgi-bin/ Alias /cgi-bin/ /usr/lib/cgi-bin/

/etc/apache2/mods-available/mime.conf

#AddHandler cgi-script .cgi AddHandler cgi-script .cgi .pl

$ sudo /etc/init.d/apache2 restart

これで以下のようにアイコンも表示されるようになった。
Bbs02

2011年7月 9日 (土)

UbuntuからUbuntuへのファイル転送(gFTP)

はじめに

この内容は、2011年6月9日付けの「ubuntu 11.04 xinetdとsshdのインストール(カスタマイズ その3あたり)」と6月13日付け「Kubuntu 11.04 xinetdのインストールとxinetd経由のsshdの起動」にあるように転送先のUbuntu(Kubuntu)にsshdが インストールされて、起動されていることが前提である。

Windows7とUbuntu 11.04のデュアルブートのメインPCの利用は、Ubuntu100%に限りなく近づいている今日この頃。しかし、サブPCのKubuntuの Screenshotは自動的にルータにつけたWindowsの共有ディスクに保存される関係で、相変わらずファイル転送はWindows共有ディスク経由で行っていた。
しかし、Apache2をKubuntuにインストールし、設定を行っているあたりで、テスト用のhtmlファイルや、cgiプログラムをいちいち Windows共有フォルダ経由で行うことに嫌気がさしてきた。
Apache2の設定ファイルはsshで接続したターミナル(端末)で行っているから、もちろんscpやsftpはコマンドラインから使える。 manを見ながら、これらを使うこともできなくはない。
しかし、正直に言って、PCのコンソールでさえ、DOSでVZエディタを常駐させて以来ファイルのコピーだの移動だのをコマンドラインで叩くことはなくなっている。いまさら、やたらと深いディレクトリ階層を引数にして、コピー元とコピー先を指定してコマンドを実行するなど、現実的ではない。まして、 間に日本語のディレクトリ名称まで入っているのである。引数を入力し間違えてエラーメッセージを頻繁に見ることになるのは想像に難くない。

Windowsでは、WinSCPを使っていたのであるから、メインPCのOSをUbuntuに変更しても、GUIで同様の操作ができなければ問題である。そこでgFTPをインストールし利用することにした。
gFTPはFTPという名称がついてはいるが、sshが使えれば、FTPサーバをインストールすることなく、scpの機能を使ってファイル転送ができるとの情報は得ていた。しかし、利用については、今回にいたるまでメインPCはずっとWindows系のOSであったため、なかった。

インストール

Ubuntuソフトウェアセンターで、「gFTP」をキーワードとして検索すれば、すぐにインストールが可能である。

利用方法

メニュー(Dash)では、「インターネット関連ソフトウエア」に分類されている。

起動すると以下のようなウインドウが表示されるので、接続先のIPアドレス(名前解決ができる場合はシステム名、完全修飾ドメイン名も可)、ポート番号、 ユーザ名、パスワード、接続プロトコルを設定する。(図の赤い丸のところを設定する。)
私のLAN内部では標準のポート22番でSSH2接続をしているので、図のようにしている。
設定が終わったら、左上のコンピュータのアイコン(赤い矢印のところ)をクリックすると接続される。

Gftp01

プログラムの操作方法については、2画面タイプのFTPツールやファイラーやWinSCPを使っていた方ならほぼ想像がつく内容であり、説明の必要はない と考える。

2011年7月 8日 (金)

Ubuntu/Kubuntu 11.04 日本語manを使う

LinuxもGUIが一般的になり、「man」といってもピンとこない方も多いのかもしれません。
manページ、あるいはUnixマニュアルと呼ばれているもので、ターミナル(端末)のコマンドラインで、

man コマンド/プログラム名称

とすると、マニュアルが表示されるというのが一般的な使い方でしょうか。

コマンド --helpで示される使い方よりは詳細に書かれているという感じですが、ときには同じものが表示されることもありますね。

「いつまで経ってもリンクがうまく作れない」、「findでの検索方法がさっぱりわからない」などという私は、良く使います。これが日本語か英語かというのは、結構作業にかかる時間に影響します。

Ubuntu 日本語Remix CDからインストールすると、てっきり日本語manがインストールされると思い込んでいて、英語で表示されていても「翻訳されていない部分かな」と思い込んでいました。しかし、基本的なコマンドも英語であることに気づいて、Ubuntuソフトウェアセンターを使いmanpageで検索してみると、各国語のパッケージが出てきますが、manpages-jaという名称がついたパッケージがインストールされていないことがわかりました。
KubuntuのKPackageKitでも同じ状況でした。

そこで日本語manページが利用できるように、Ubuntu/Kubuntuともにmanpages-jaを、インストールいたしました。

Ubuntu/Kubuntu 11.04 DualブートでMS-Windowsのフォントを使う

メインで使っているPCにもUbuntuをインストールして、はや数週間が経ちました。
もうほとんどWindows7は起動しなくなりました。ただ、ハードディスクの7割程度はWindows7の領域です。
Windows7をまったく使わないというわけではありませんし、Ubuntu起動時にホームディレクトリのwin7というマウントポイントにマウントしていますので、従来利用していた文書ファイルなどは、そのまま利用できております。しかし、せっかくある資源ですから、できるだけ有効に利用したいと考えました。

UbuntuはDebianがPotatoやらWoodyのころに比べると、格段にデスクトップも美しく、フォントの改善には素晴らしいものがあると感じ ています。しかし、Seamonkey Composerでブログ用のページを作成しているときなどに、ときどき、「Windowsの方がなめらかかも」のように感じることもあります。

Windows7とUbuntuのDualブートマシンですし、同じハードディスクのパーティションを分けて両OSをインストールしてあるのですから、 Windows7のフォントもUbuntuで利用することにしました。

個々のユーザが追加のフォントを利用するのであれば、ホームディレクトリに.fontsというディレクトリを作成して、そこにフォントをコピーすれば良いとの解説が多数見つかりました。解説しているどこのサイトでも、「著作権上の問題があるかもしれない」とディスクレーマーが載っていました。自己責任で行います。
でも、コピーすると危険性がアップしそうな感じもあるので、ホームディレクトリにシンボリックリンクを貼ってみることにしました。(これなら大丈夫という保証はありません。同じことを行うのは、あくまでも自己責任でお願いいたします。)

windows7のパーティションは/home/kitatanuki/win7にマウントしてあるので、/home/kitatanuki/win7/Windows/Fontsがwindowsフォンとの存在しているフォルダ(ディレクトリ)です。
私は、NautilusをUbuntu Tweakで拡張してあるので、下の図のようにFontsディレクトリを選択して右クリックし、「スクリプト」から「Homeにリンク」をクリックしホー ムディレクトリにFontsという名前のシンボリックリンクを作り、このリンクの名称を「.fonts」に変更しました。

Font01

ターミナル(端末)のコマンドラインからコマンドでリンクをするなら、まずcdで自分のホームディレクトリに移動し

ln -s ./win7/Windows/Fonts ./.fonts (← ./win7/以下の部分は自分の環境に合わせてください。)

で良いと思います。

この後、LibreOffice Writerで次の画像ように、フォントの違いを比べておりました。

Font02

ちなみにサブPCはKubuntuにWindows VistaDualブートですが、まったく同じ考え方でフォントが使えるようになりました。

lnについて、manを使ったのですが、日本語ではありませんでした。大昔に使っていたVineとかDebianでも日本語だったような記憶がありましたので、 少し不思議な感じがします。この件とNautilusの拡張については別途に記事としておきたいと思います。

2011年7月 2日 (土)

Ubuntu 11.04 EvolutionのSMTPのPort設定について

SMTPのポート指定のある場合

Evolutionの「メールのアカウント」でメールの設定をおこなうときに、SMTPのPortの指定のあるケースがあります。
このときは、smtpのサーバを指定するところで、例えばPort 587であれば

smtp.xxxx.com:587

とPort指定を行えばよいようです。
言われてみれば、当たり前のような気もするけど、気づかないとはまります。


Ubuntu 11.04 sylpheedで@niftyのメールを使う

Sylpheedに@niftyのメールアドレスを設定する

UbuntuにはEvolution、KubuntuにはKmailという標準のメーラーがありますが、Sylpheedもメーラーとしては外せないとこ ろです。
windows版やMac OS X版もあるなどユーザもLinuxに限らず多いはず。かく言う私も、windows版を使っております。

標準の受信箱の設定と振り分けを使えば複数のアカウントの使い分けもEvolutionやKmailよりも楽そうに思います。複数のメールアドレスを保有する方も多いでしょうから、その点でも有効に思われます。

sylpheedは、UbuntuソフトウエアセンターやSynapticパッケージマネージャやKPackageKitで、そしてもちろんapt- getを使ってもインストールできます。
sylpheed-docをインストールしておくと、日本語のヘルプも使えます。
また、本家のサイトはhttp://sylpheed.sraoss.jp/ja/で、 日本語でアクセスできるところも嬉しいところです。

@niftyのメールアドレスの設定

コンピュータの世界には有名な「マーフィーの法則」というのがありますね。余談となりますが、本日はこれの影響がありました。
実は、昨日チェックをしていたのですが、画像の順番が分からなくなり、一度sylpheedを削除して、一からインストールして画像をとりなおしました。 2回めともなれば、すんなりいくもので、受信まではスムーズ。しかし、送信になって、まったくうまくいかず、あれこれ設定を弄りながら、一回目でもこんな に大変じゃなかったのにと首を捻っておりました。設定のメモもあるし、KmailやEvolutionのメモも残っているし・・・そこで、はっと気づき、 他の設定済みのメーラーでチェックしてみると、windowsを含め全滅。@niftyのsmtpサーバが障害だったようでした。
「メールクライアントのテストをしているときは高い確率でメールサーバが障害を起こす!」
そういうわけで、smtpの設定については、弄りすぎかもしれません。まあ、とりあえずはつながるということでご容赦ください。

メールボックスの設定

インストール直後にsylpheedを起動すると「メールボックスの設定」ダイアログが開きます。

Sylp01

Evolutionのデータは、homeディレクトリ(~/)の[ .config/evolution ]にあるので、「OK」をクリックしても、特に問題はないように思います。
Kmailのデータはsylpheedと同じディレクトリに保存されるので、このような時には、別なディレクトリした方が良いかもしれません。

アカウントの設定

メニューの「設定」から「新規アカウントの作成」をクリックすると次の「新規アカウントの作成」ダイアログボックスが開きます。
アカウントのタイプとして「POP3」を選択し、「進む」ボタンをクリックします。

Sylp02

次のダイアログボックスで、表示名とメールアドレスを入力し、「進む」ボタンをクリックします。

Sylp03

次のダイアログボックスで、以下のように入力します。
ユーザID   : @niftyのユーザID
POP3サーバ   : pop.nifty.com
「SSLを使用」はチェックせず
SMTPサーバ  : smtp.nifty.com
「SMTP認証を使用」と「SSLを使用」は両方共チェック
これで「新規アカウントの作成」は完了です。「進む」ボタンをクリックします。

Sylp04

入力した内容の確認のダイアログボックスが表示されますので、内容を確認して、「閉じる」ボタンをクリックします。

Sylp05

これで受信は行えるはずです。(現実に使えました。)
さて、送信です。受信したメールに返信してみましたがうまくいきませんでした。(これは、@niftyのsmtpサーバの障害だったのかもしれません。)

送信の設定の変更は、メニューの「設定」から「現在のアカウントの設定」をクリックしてください。「アカウントの設定」ダイアログボックスが開きます。

まず「送信」タブをクリックして、「認証」の「SMTP認証」にチェックをいれ、「認証方式」で「CRAM-MDS」を選択します。

 

Sylp06

次に「SSL」タブをクリックして、「送信(SMTP)」で「SSLを使用しない」をチェック。(NIFの説明だと、3番目の「SSLセッションの開始に STARTTLSコマンドを使用」のような感じですが・・・)

Sylp06_5

次に「高度な設定」のタブをクリックして、「SMTPのポートを指定」にチェックを入れて、「25」と入力します。

Sylp07

以上で「OK」ボタンをクリックして完了です。
メール送信をテストしてみてください。

2011年7月 1日 (金)

Ubuntu 11.04 Evolutionの設定変更

Evolution:メールの設定の変更

昨日、メールの送受信を行えるように設定したEvolutionですが、メールもさることながら、スケジュール管理の道具として使いたいというのが希望で す。
理想は、かつてロータス社が販売していたOrganizerですが、それはきっと叶えられないと思うので、Office2000のアウトルック程度でもい いかなというのがささやかな私の思い。
Evolutionカレンダーや、ToDo、メモなどは、よくあるパターンですから、違和感なく扱えます。
ただ、「カテゴリ」なのか、なんなのか、「カレンダ」の下側の「このコンピュータ」に「プライベート」があり、「プライベート」とそれ以外みたいな分け方 になる部分があります。
「カテゴリ」らしきところには「給仕」「競合他社」「戦略」「天気:雪」など、脈絡のない文字が踊っています。
税金の支払いがあるので、予定に書いてみますが、予定入力の「カレンダ」の項目には「プライベート」か「誕生日と記念日」しか選べません。マニュアルを読 もうと思いましたが、とりあえず英文のものしかみつからなかったので、ネットで日本語の解説でもないかとGoogleで検索しました。

検索すると、つい目的と違うところに流れ着くのは世の常。
技術評論社のサイトで、「Evolutionの問題点」という内容が目に留まりました。
Ubuntu Weekly Recipeの第26回(http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe /0026)です。

「問題点」を簡単にまとめると、「Evolutionのデフォルトの文字コードはUTF-8なので、UTF-8を取り扱えないメーラーだと文字化けするこ とがある」ということ。2008年7月の記事であり、記事の中でも「現代的なメーラーは、ほとんどがUTF-8を認識できるはずですが、Emacsベース のMUAを古めのEmacsで使っている場合や、古いメーラーを使っている相手には「ただの文字化けメール」になってしまいます」とあります。
いまでもEmacsで、メールユーザエージェント使っている人なら、自分でなんとかしちゃうだろうと正直思います。後半の「古いメーラー」ユーザのうち、 Sony Timerなどで新しい機器を購入しても古いメーラーを使っている人は、やはり自分でなんとかしちゃうだろうと思います。新しい機器を購入して新しいメー ラーを使っていれば問題ないはずですから、「もう、問題ないんじゃない?」と正直思います。

でも、とりあえず「メールが読めない」と言われたら、嫌な気持ちになりますから、対応することにしました。(それでも表題は強制的にUTF-8になるそう で、これは対応できないのかな?「表題が読めない」と言われたら、「お前のメールソフトがボケなんだ」と言い返すことに決めました。)

設定をするところは二ヶ所あります。

まず、Evolutionを起動して、メニューの「編集」をクリックし、そのドロップダウンメニューから「設定」をクリックします。
すると「Evolutionの設定」ウインドウが開きますので、左側のペインから「メールの設定」をクリックすると、下の図のウインドウとなります。
ここで「デフォルトの文字エンコード」を「日本語(ISO-2022-jp)」に変更します。

Newevo1

次に、左側のペインの「コンポーザの設定」をクリックして、下の図のウインドウを開きます。
ここで「文字集合」を「日本語(ISO-2022-JP)」に変更します。

Newevo2

Evolutionは、いろいろと面白そうな機能があるようなので、いろいろ試してみたいと思います。

2011年6月30日 (木)

Ubuntu 11.04 Evolutionに@niftyのメールアドレスを設定

EvolutionにNiftyのメールアドレスを設定する。

先般、VirtualBoxをメインのPCにインストールし、Ubuntuを導入してみたが、今ひとつしっくりこなかった。
その原因はいくつかある。まず、スクリーンショットがとれなかったこと。アクティブなウインドウのスクリーンショットを取ろうと試みるとすべて真っ黒にな る。全画面はWindows7側からとればいいが、そのためには、VirtualBoxをフルスクリーンのモードからウインドウモードに変更せねばならず、手間がかかるのと同時に何かで時間がかかる感じが拭い切れない。キーボードの操作ミスのためか、ときどきWindows側にマウスカーソルがキャプ チャされたようになり、Ubuntu側でウンともスンとも言わなくなり、Alt+Ctrl+Delでタスクマネージャーを起動して、フォーカスを与え直すのも面倒である。他に方法があるのだろうが、メインのPCとなると、こういう細かいことがイライラを生むことになり、ストレスが溜まる。やはり、常時使用するとなれば、気持ちよく使いたい。
結局、ハードディスクのパーティションを切り直して、100GB程度をUbuntuの領域として与え、マルチブートの形でUbuntu 11.04 日本語Remixをインストールした。
KubuntuではなくてUbuntuにしたのも、結局は、こういう細かい不具合でのイライラを避けるためである。気持ちとしてはUbuntuよりも細かい部分に気が利いているKubuntuを利用したいのだが、何かが起こったときにUbuntuの方が対応できる可能性が高そうであると考えた。
メインのPCではUbuntuを、そしてサブのPCではKubuntuを使う。そういう感じである。

さて、Windows7の代わりに常時使用を目指すとなれば、最初に設定しなければならないのはメーラーである。
Ubuntuに標準で設定されているメーラーにはEvolutionがあるので、まず、これに@niftyのメールアドレスを設定してみた。

@niftyのメールアドレス

メールアドレスが設定されていない状態でEvolutionを起動すると次のウインドウが最初に開くので、「進む」ボタンをクリックする。

Evo01

もし、この画面が出ない場合は、メニューの「編集」から「設定」をクリックすると次のウインドウがこの状態で開く。

Evo00

「追加」ボタンをクリックすると上と同 じウインドウが開く。

最初の画面で「進む」をクリックすると、次の「身元情報」のウインドウが開く。
「必須情報」の「氏名」と「E-メールアドレス」を入力し、必要な場合は追加情報を入力する。複数のメールアドレスを登録する場合で、普段使うアドレスで あれば、「これをデフォルトのアカウントにする」にチェックを入れる。

Evo02

入力が終わったら「進む」ボタンをクリックする。すると「メールの受信」のウインドウが開く。
「サーバ種別」は「POP」、
「設定」の「サーバ」は「pop.nifty.com」、
「ユーザ名」は「ABC01234」などのユーザIDを入力する。
「セキュリティ」は「暗号化しない」、
「認証の種類」は「パスワード」を選択する。
「このパスワードを記憶する」のチェックは、セキュリティとの兼ね合いもあるので、状況に応じて判断する。

Evo03

「進む」ボタンをクリックすると、「受信のオプション」ウインドウが開く。
ここの設定は、好みや状況に応じて設定する。
「すべてのPOP3拡張サポートを無効にする」については、調べてみたが良く分からず。
どうやら、「RFC1082で定義されているXTND拡張命令」に関係することらしい。
他のメーラーで見かけたことがないので、とりあえずデフォルトの設定のままとした。

Evo04

「進む」ボタンをクリックすると、「メールの送信」ウインドウが開く。
「サーバ種別」は「SMTP」を選択する。
「サーバ設定」は「smtp.nifty.com」で「サーバ認証を行う」にチェックを入れる。
「セキュリティ」は暗号化しないを選択する。
「認証」は「種別」で「CRAMーMDS」を選択する。
ユーザ名は「ABC01234」などのユーザIDを入れる。(画像ではPOPのユーザ名と違っているが、これは同一となる。)
「このパスワードを記憶する」は、受信の時と同じ考え方で決める。

Evo05

「進む」ボタンをクリックすると、「アカウントの管理」のウインドウが開く。
ここで設定した「名前」は、evolutionのメニューの「編集」ー「設定」の「メールのアカウント」で「アカウント名」として使用される。

Evo06

「進む」ボタンをクリックすると「完了」ウインドウが表示され、「適用」ボタンをクリックすると、設定が保存される。

Evo07

Gmailのメールアドレス

「身元情報」については、@niftyと同様に必要な項目を入力する。

Gmail01

「メールの受信」については今回は以下で設定した。

Gmail02

「サーバ種別」は「POP」を選択、
「設定」の「サーバ」は「pop.gmail.com」、「ユーザ名」は@gmail.comの左側のみを入力。
「セキュリティ」は「SSLで暗号化する」を選択。
「認証の種類」は「パスワード」を選択。

「メールの送信」については、以下で設定した。

Gmail03

「サーバ種別」は「SMTP」を選択、
「サーバの設定」の「サーバ」は「smtp.gmail.com」、「サーバ認証を行う」にチェックをいれる。
「セキュリティ」は「SSLで暗号化する」を選択。
「認証」の「種別」は「ログイン」を選択。
「ユーザ名」は「メールアドレス」を入力。

なお、Gmailについては、メーラーでの送受信については、、事前にWebでの設定が必要です。
この内容を試される場合は、Webでの設定もお忘れなく。

2011年6月29日 (水)

VirtualBox on Windows7のインストールと、VirtualBoxへのUbuntu11.04のインストール

mainpcでもUbuntuが動かしたくなった。パーティションを変更してUbuntuをインストールするか、それともVirtualBoxで動かすか。

Googleで色々と調べているうちにunityがVirtualBoxで動くという情報を見つけた。動きは軽快に違いないと確信した。virtualPCのxpmodeをたまに使っており、これが結構さくさく動くので、とりあえずはお手軽なVirtualBoxで試してみることにした。もともと有償のVirtualPC2004を使っていたこともあり、Windows7もXPが無償で提供されるということでProfessionalを購入しており、VirtualPCを使うことも考えたが、とにかくネットでの評判が悪いので、これは避けることにした。

VirtualBoxのインストール

VirtualBoxのサイトからWindows用のVirtualBoxをダウンロード

Virtuabdl

VirtualBox-4.0.8-71778-Win.exeのダウンロードを終了し、インストールを開始。(昨日バージョンアップの連絡が届いた。現在のバージョンはVirtualBox-4.0.10-72479-Win.exe)以下の画面では当然「Next」ボタンをクリック。

Vbinst01

他のインストール事例を見ると、ほとんどの方が何も変更せずに「Next」をクリックされておりました。
私も、何が書かれているのだろうと、参照した程度です。そのまま「Next]ボタンをクリック。

Vbinst02


デスクトップにショートカットアイコンを作るか、クイックラウンチバーにショートカットを作るかの選択です。

両方にチェックを入れましたが、クイックラウンチバーにはショートカットはできず。スタートメニューにはショートカットが登録されている。

Vbinst03

ネットワークをインストールするので、ネットワークがリセットされ、一時的に繋がるなくなるとのお知らせ。

ネットワークの切断が問題のあるときは「No」ボタンで中止に。それ以外は「Yes」でインストール続行。

Vbinst04_2


インストール準備完了。インストールを進めてよければ「Install」ボタンをクリック。

Vbinst05


USBのインストールなので、ここは「インストール」ボタンをクリック。

Vbinst06


ネットワークサービスなので、ここも「インストール」をクリック。

Vbinst07


NICのことだと考えて「インストール」をクリックしました。これもインストールしないとインターネットが使えない感じです。

Vbinst08_3

VirtualBoxのインストールが終わり、仮想マシンの作成へと移る。

Vbinst10

仮想マシンの作成

VirtualBoxマネージャーを起動し、「新規」ボタンをクリックする。

Vbinst11_3


案内に従い「次へ」ボタンをクリック。

Vbinst12_2


仮想マシン名とOSのタイプを指定する。

仮想マシン名称はPCkaseiにインストールするので「MarsUbuntu」、オペレーティングシステムは「Linux」、バージョンは「Ubuntu」を選んだ。

Vbinst13


paeのカーネルがインストールされると考え、8GBのメモリを割り当てた。PC本体には16GB積んでいる。

Vbinst14


「新規ハードディスクの作成」を選んだ。「既存のハードディスクを使用」の意味が良く分からず。取りあえず新規で問題は無かった。

Vbinst15


ここは何も考えずに「次へ」をクリック。

Vbinst16

パーティションを切り分けてUbuntuをインストールすることも考えていたので、なるべくハードディスクの容量を残したく、可変サイズを選択。

Vbinst17


ディスクは40GBを考えていたが、スライダーを動かすと38.54GBとなった。このときは使えるHDDは250GB程度しかなかった。
ダイアログボックス上には2.00TBとか出ているが、スケールが不思議な感じである。

Vbinst18


仮想ハードディスクの設定が終わり、「完了」ボタンをクリックで仮想ハードディスクが作成される。

Vbinst19


仮想マシンの内容が表示される。「完了」ボタンで、仮想マシンが作成される。

Vbinst20


VirtualBoxマネージャーにMarsUbuntuが出来ている。

Vbinst21


VirtualBoxマネージャーで「設定」ボタンをクリックし、設定ウインドウを出して、仮想マシンの設定を行う。

Vbinst22


「システム」の「マザーボード」タブでは起動順序についてフロッピーをはずし、それ以外は変更せず。チップセットも二つを調べたが、違いが良くわからず、デフォルトのままとした。

Vbinst23


「システム」の「プロセッサ」タブではシステムでメモリを8GBにしたので、paeを有効にした。

Vbinst23_5

ディスプレイは128MBメモリとし 「3Dアクセラレーションを有効化」にチェック。2DビデオのアクセラレーションはゲストOSがWindowsのときのみのようであった。リモートディスプレイは設定せず。

Vbinst23_7


「ストレージ」タブでは、CD/DVDドライブを「IDE セカンダリ マスタ」と設定し、あらかじめダウンロードして用意しておいたUbuntu日本語RemixのCDイメージファイルをファイル一覧より選択した。当初日経Linux7月号のDVDのUbuntu日本語Remixを使おうとしたが、CDイメージでなく使えず。

Vbinst24


ネットワークでは、「ネットワークアダプタ」を有効化し、とりあえず割り当ては「NAT]とし、アダプタタイプはInterl Pro/1000を選んでみた。

MACアドレスは自動的に挿入される。

Vbinst25

以上で設定を終え、VirtualBoxマネージャー画面にて緑の→の形のアイコンの「起動」をクリック。

キーボードのキャプチャのダイアログボックスがでる。ホストキーの設定について確認する。

Vbinst26

マウス統合の情報ウインドウが開くので目を通しておく。

Vbinst27

Ubuntuのインストール

CDからの起動が始まり、UbuntuのインストールCDの画面が表示される。ここからは普通のUbuntuのインストールと同じ。

Vbinst28


まさか、既存のハードディスクを初期化することは無いだろうとは思ったが、念のため「それ以外」を選んでみた。

Vbinst29


VirtualBoxで割り当てられたHDDしか認識していないので一安心。全部使ってインストールする。

Vbinst30


スワップが無いと怒られたような記憶もあるが、さだかではない。8GBの実メモリだから、まあいいかと・・・

Vbinst31


そしてインストール完了。(途中は省略。)

再起動を即されて、CDイメージを削除して起動。ログイン画面が無事表示される。

Vbinst32


しかし、ログインするとUnityの要求するハードはもっていないからUbuntu Classicを選べといわれる。ついでに、1920x1080ディスプレイなのに1280x1024表示です。

Vbinst33

Guest Additionsのインストール

VirtualBoxのメニューバーの「デバイス」をクリックする。表示されるメニューの一番下の「Guest Additionsのインストール」を選ぶ。

Vbinst34


自動起動のミニCDイメージのファイルとのこと。「OK」ボタンをクリック。

Vbinst35


下のウインドウが出るので「実行する」ボタンをクリック。

Vbinst36

管理者権限を求められる。自分のパスワードを入力。

Vbinst37


ターミナルが表示されて、インストールが実施される。「Press Return to close this window」と最後に表示されたら、「Return」キーを押す。

Vbinst38

一度再起動する。

Vbinst39


そしてログインするとUnityが動くようになる。

Vbinst40


メニューバーの「仮想マシン」メニューからフルスクリーン表示にすると1920x1080での表示も行え、またウインドウの拡大縮小にも画面サイズが追従するようになる。

2011年6月28日 (火)

Ubuntu/Kubuntu 11.04 ユーザの追加と権限の変更

アカウントをGUIで追加

はじめに

システムのユーザ管理のGUIのツールに関しては、Ubuntuにはメニュー(Dash)の「システム」に「ユーザとグループ」が、Kubuntuにはメニューの「設定」から「システム設定(KDEシステム設定)」に「ユーザ管理」がある。
両者とも目的は同じであるが、微妙に動きが異なっているところもあり、動作や設定方法を調べてみた。

Kubuntuについて

ユーザの追加

メニューの「お気に入り」の「システム設定」でも、「アプリケーション」の「設定」から「システム設定」でも、どちらでもよいが、クリックすると次の「KDEシステム設定」のウインドウが開く。「システム管理」の項目に「ユーザ管理」があるので、これをクリックすると、KdeSudoのパスワードを求めるウインドウが開く。

Kadduser01_2

使用しているアカウントのパスワードを入力すると、「ユーザ管理」のウインドウが表示される。

Kadduser02

この「ユーザ管理」のウインドウで「新規」ボタンをクリックすると、「New User Account」ウインドウが表示される。

Kadduser03

「詳細」タブで「Login Name」を入力し、Real Nameは必須ではないが必要な場合は入力し、他に変更する必要のある項目があれば変更する。
ここではOKボタンは押さず、「Password/Security」タブをクリックして、パスワードの入力のウインドウを表示させる。

Kadduser04

以下のウインドウでパスワードを設定して、OKボタンをクリックすれば、新規のユーザアカウントを追加できる。
なお、テストしていないので定かではないが、Valid Untilはアカウントの有効期限を、Password Agingはパスワードの有効期限を設定する項目であろう。パスワードの有効期限(Password Aging)は、「新しいパスワードを要求する日数」「有効期限切れ警告をする有効期限前の日数」「パスワードの有効期限切れ後利用不能とする日数」「パスワードを変更できるまでの最低日数」という内容であろうが、最後の二つについては、正確な内容を調べることができなかった。

Kadduser05


Kubuntuでのユーザアカウントの追加の流れは以上であるが、この状態でログアウトして新規のユーザアカウントでログインしようとすると、パスワードの変更を求められる。これはhttps://wiki.kubuntu.org/NattyNarwhal/ReleaseNotes/ja#Kubuntuによれば、以下のとおり既知の障害とのことである。私の場合は、パスワードの入力が受け付けられず、やむなく「Alt+Ctrl+F2」でコンソール画面を出して、これで新規のユーザアカウントのパスワード変更を行った

Kubuntuのシステム設定で新規ユーザーを作成後、最初にログインする際にパスワードを変更するよう促されます。これは新規に入力したパスワードが反映されないためです。この問題を避けるため、新規ユーザーがログインする前にXサーバを再起動する必要があります。ログアウト後、KDM画面の赤いログアウトボタンをクリックし、"Xサーバの再起動"をクリックしてください。いったんKDMログイン画面に戻り、新規ユーザーが通常どおりログインできるようになります。(641712)

以上で追加されるユーザアカウントは、いわゆる「一般」のユーザアカウントであり、sudoはできない。
例えば、/var/log/auth.logの内容を調べようとすると、以下の画面のようにsudoは使用できない。

Kadduser06

ユーザの権限の変更

sudoができるようにするためには、sudoの設定を/etc/sudoersで確認する。

(/etc/sudoers)

#
# This file MUST be edited with the 'visudo' command as root.
#
# Please consider adding local content in /etc/sudoers.d/ instead of
# directly modifying this file.
#
# See the man page for details on how to write a sudoers file.
#
Defaults env_reset

# Host alias specification

# User alias specification

# Cmnd alias specification

# User privilege specification
root ALL=(ALL:ALL) ALL

# Members of the admin group may gain root privileges
%admin ALL=(ALL) ALL

# Allow members of group sudo to execute any command
%sudo ALL=(ALL:ALL) ALL

#includedir /etc/sudoers.d

上記より、sudoグループのメンバーとすれば、sudoが可能であるので、「ユーザ管理」ウインドウより、今度は「新規」ではなく、先ほど作ったユーザアカウントを選択し、「編集」ボタンをクリックする。すると「Modifying User Account (ユーザ名)」というウインドウが表示される。

Kadduser07

「Privileges and Groups」タブをクリックして、Groupsで「sudo」にチェックを入れ、OKボタンをクリックする。
これでsudoが可能となる。先ほど出来なかった作業でテストし、sudoが出来ることを確認した。

Kadduser11

この設定のユーザアカウントであれば、sudoやgksudo/kdesudo可能な処理は行える。
例えば、「システム設定」から「ユーザ管理」をクリックした後にパスワードを要求されたのは、kdesudoによるものであり、対応可能である。

しかし、例えばパッケージのアップデート(KubuntuではKPackageKit。UbuntuではSynapticパッケージマネージャー等)は行えない。
実行してみると、次のように管理者とそのパスワードを求める画面が表示されるが、sudoをできるようにしたユーザは表示されない。

Kadduser14


これを行うには、先ほどの/etc/sudoersに書かれていたが、 root privilegesを与えるためにadminグループのメンバーにする必要がある。
先ほどと同様に「ユーザ管理」から権限を付与するアカウントを選択して「編集」ボタンをクリックして「Modifying User Account (ユーザ名)」ウインドウを表示させる。

Kadduser16_2

そして、「Privileges and Groups」タブを表示させ、左側のペインの「Privilleges」から「Administer the system」を選択するか、右側のペインの「Groups」から「admin」を選択するか、そのどちらかを行えば管理者権限が与えられて、パッケージのアップデートなども行えるようになる。以下のように認証画面でユーザ名が選択できるようになる。

Kadduser15

Ubuntuについて

ユーザの追加

Ubuntuではメニュー(Dash)画面の「システム」から「ユーザとグループ」をクリックすることにより、Kubuntuと同様のユーザアカウントの追加などが行える。

Gadduser01


「ユーザの設定」ウインドウで左下の「追加」ボタンをクリックすると「認証」のウインドウが表示される。

Gadduser02


「認証」ウインドウでパスワードを入力すると「新しいユーザの作成」ウインドウが表示される。ちなみにKubuntuではsudoできる権限でユーザアカウントの追加ができたが、Ubuntuでは「管理者権限」が必要となる違いがある。

Gadduser03


「新しいユーザの作成」ウインドウで、「名前」にユーザ氏名を、「ユーザ名」にユーザアカウントを入力する。「OK」ボタンをクリックすると「ユーザのパスワードの変更」ウインドウが表示される。

Gadduser04


「ユーザのパスワードの変更」ウインドウにてパスワードの入力と再入力を行う。Kubuntuのような有効期間を定めるようなパスワード管理の仕組みとはなっていない。

Gadduser05


ここまでの流れで一般のユーザアカウントが作成できる。Kubuntuのときと同様にsudoを実行してみる。ちなみにUbuntuでは/var/logはsudoしなくても参照できるので、/rootディレクトリのリスト表示を行った。やはり、このアカウントではsudoは利用できないことがわかる。

Gadduser06

ユーザの権限の変更

管理者権限を持ったユーザアカウントでメニュー(Dash)より「ユーザとグループ」をクリックし「ユーザの設定」ウインドウを表示し、権限を変更したいアカウントをクリックして選択し、「グループの管理」ボタンをクリックする。

Gadduser06_5

「認証」ウインドウでパスワードを入力すると、「グループの設定」ウインドウが表示される。ここで「sudo」を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックすると、「’sudo’グループのプロパティ」ウインドウが表示される。

Gadduser07


「'sudo'グループのプロパティ」ウインドウでグループのメンバとしたいアカウントにチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックする。

Gadduser08


これでsudoが可能となるので、先ほどできなかった作業でsudoができるようになったことを確認した。(ファイルやディレクトリが存在しなかったために何も表示されていない。)

Gadduser11

しかし、sudoグループに追加しただけでは、Kubuntuと同じように管理者権限は持たないため、Ubuntuではユーザアカウントの追加なども行えない。
これを可能とするためには、「ユーザの設定」ウインドウから「アカウントの種類」の「変更」をクリックし「ユーザ・アカウントの種類を変更」ウインドウで「管理者」を選択して「OK」ボタンをクリックすることで管理者権限を持たせることができる。

Gadduser12_5

また、「ユーザの設定」ウインドウの右下にある「高度な設定」をクリックして、「ユーザの権限」タブで「システムの管理者である」にチェックを入れることでも設定が可能であるし、

Gadduser13


他にも、先ほど用いた「グループの管理」を用いて、adminグループのメンバとすることでも同じく管理者の権限を与えることができる。

Gadduser15

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