auひかり

2011年6月 5日 (日)

auひかり導入にともなうあれこれ(その4)

無線LAN経由でセットトップボックスを使う

auひかりが開通し、セットトップボックス(HD-STD)も届き、2週間ほどは有線でセットトップボックスをLAN接続していたが、ルータは西側の壁にある電話のモジュラーに接続してあり、テレビとセットトップボックスは東の窓際にあり、直線距離で約10m程度はなれているため、廊下を走るLANケーブルが邪魔である。電力線を使ったPLC(電力線搬送通信)や同軸ケーブルモデムの利用も考えたが、いまひとつ一般的でなくトラブルが怖いのとコストが高くなりそうなので無線LANを選択することとなった。
購入したのはAterm WR8700Nと子機のAterm WL300NE-AGのセット。さらに近所のショップでプラネックスのGW-US300MiniSを870円で販売していたので、衝動買いで2個購入。
Aterm WR8700NはブリッジモードにしてAterm WL300NE-AGと無線接続し、WL300NE-AGの二つのポートのうちのひとつから有線でセットトップボックスに接続し、残りのポートを従来から使用していたテレビ横のHUBに接続し、HUBからテレビとPC2台に有線でLAN接続する形とした。GW-US300MiniSについては、ひとつは Note PC用として使いまわし、もうひとつはできればUbuntuを載せたデスクトップに利用したいと考えていた。
Aterm WR8700Nは極力廊下に近い北側の机の裏に設置し、WL300NE-AGは居間の東の窓際、テレビの北側に設置した。
両者は約8m離れている。イメージとしては図のような感じである。

Musenimage
 
WR8700Nに直接接続した2台のPC(kasei、chikyu)とWL300NE-AGにHUB経由で接続したPC(tennousei)、ならびにGW-US300MiniSで直接WR8700Nにセットトップボックスの近くから接続したPC(kaiousei)のそれぞれの回線速度は次のような結果となった。(2011年6月5日午前10時ごろ。単位はMbps)
 
PC名称 Gooスピードテスト Usenスピードテスト
chikyu 45.66 51.2
kasei 46.35 50.9
tennousei 24.37 30.3
kaiousei 9.32 16.6
 
ちなみに、それぞれのPCのスペック概要は以下。
 
PC名称 CPU メモリ搭載量 NIC
chikyu Core2Duo E6600 8GB Realtek RTL8168/8111
kasei Core i5 750 16GB Realtek RTL8168/8111
tennousei Pen4 @2.5Ghz 1GB 3C905B
kaiousei Celeron M340 @1.5Ghz 1.5GB GW-US300MiniS(USB2.0)
 
セットトップボックスの接続を有線LANから無線LANへと変更したため、上記の WR8700Nへ直接接続しているPCとWL300NE-AGを経由して接続しているPCの回線速度差が生じているのと同様の速度低下が生じていると思うが、果たしてそれはauひかりTVの視聴に影響を与えているのだろうか?
無線LANに変更してから、すでに2週間以上が経過しており、その間有線LANに戻そうと考えたことはなかった。しかし、無線LANに変更してから有線 LANのときには一切見られなかった画面がモザイク状になって一瞬止まるような現象が映画4本に一回1秒程度(統計を取ったわけではない。あくまで体感でのこと)生じているのも事実である。auひかり回線の不具合によるものなのかもしれないので、一概に無線LAN化したためだと断定はできない。個人的に断定できることがあるとすれば、現状のままであれば我が家では有線LANにするつもりは無いということである。
同軸ケーブルモデムについては、台所以外の各部屋(計4箇所)にテレビのアンテナ接続用の同軸ケーブルが配置されているので、是非とも主流になって安くなってほしいと思っている。手ごろな値段になれば、当然移行を検討する。

auひかり導入にともなうあれこれ(その3)

IP マルチキャストなんて知らなかったぜ!!!

IT用語辞典 e-Wordsより引用

[IP マルチキャスト]

インターネットなどのTCP/IPネットワークでマルチキャストを行うためのIPの追加仕様。IPマルチキャストは特殊なIPアドレスを使い、通信経路上のすべてのルータが対応している必要がある。→マルチキャストの項を参照

[マルチキャスト]

ネットワーク内で、複数の相手を指定して同じデータを送信すること。これに対し、不特定多数の相手に向かってデータを送信することを「ブロードキャスト」、単一のアドレスを指定して特定の相手にデータを送信することを「ユニキャスト」という。ネットワークでは、複数のあて先を指定して一回データを送信すれば、通信経路上のルータがあて先に応じて自動的にデータを複製してくれるので、回線を圧迫することなく効率よく配信することができる。インターネットで映像配信を行う場合などに使われる。

☆ことの起こり☆

主としてデータのバックアップに使っているPC「tombo」、最近、起動すると延々と HDDへのアクセス音がしていることが気になっていた。S.M.A.R.T情報を起動時に表示しているが、特に障害のレポートは出ていない。HDDの読み出しエラーでないなら、何かをHDDに書き出しているアプリケーションが動いているのか?

☆調べ始めてみて☆

タスクマネージャーを起動して、ウィルスセキュリティゼロの更新とiTuneの同期が終わったところでしばらくプロセスの画面を眺めていると、ウィルスセキュリティゼロのプロセスがCPUを1%ほど使用し続けている感じである。HDDに継続的に書き込むのであればログファイルだろうと考えて「履歴」の項目を見てみる。(windowsって遅延書き込みとかあるのだろうか?あるとしたら、 HDDへのアクセスとログの記載はタイミングが一致しないのかもしれない・・・)
順番にログを見ていくと、Firewallのところに、1秒間に300回もパケットの受信拒否をしているログが延々と続いている。

送信元が239.192.*.*で、送信先が210.234.*.*、送信元/先Port は34***でUDP。
これは何だ?
送信先が210.234.*.*なんてパケットが何故プライベートアドレスのLAN内部にあるのだろう?
他のPCのログはどうなっているか確認するも、特に受信拒否をしている様子もない。
もちろん、KDDIより貸与(リース)されたグローバルIPアドレスとは、送信元/先ともに異なっている。
whoisでIPアドレスの情報を取ろうとしたが出てこない。tracertをかけてみるが、一般エラーとやらで埒も無い。
何はともあれ、とりあえずはLAN内部に入れずにルータで拒否してしまおうとルータにこのIPからのすべてのUDPを拒否する設定をいれ、ついでにこの Port宛のUDPを拒否する設定を入れてみた。

すると今度は239.255.*.*からゲートウエイ宛に別なPortで1秒間に10回ほどアクセスがあり、拒否している。

ふと気づいて、Googleで、この二つのIPアドレスで検索をかけてみた。

何番目かの項目で、「MCAST.NET」なる項目に目が留まり、調べていくうちに224.0.0.0~239.255.255.255までのIPアドレスはIP マルチキャストなるものに使われているらしいことが、おぼろげに分かってきた。
恥ずかしながら2004年にIPAのテクニカルエンジニア(ネットワーク)を一応取得している。
勉強不足で、まぐれで受かったであろうことは想像に難くないが、このIPアドレスが特殊であるという認識がないのは、いかにも間抜けな話であり、思わず当時の参考書を引っ張り出した。しかし、そこにはマルチキャストの話は出ているが、特定のIPアドレスへの言及は無かった。(少しほっとした。)

IP マルチキャストの説明の「インターネットで映像配信を行う場合などに使われる。の言葉が目に留まる。
何故PC「tombo」でパケット受信の拒否をしているかは理解できないが(それ自体はおかしいことでは無いように思える)、このパケットが自宅のプライベートLAN内に存在している理由は、もしかしたら「auひかりTV」かと気づき、セットトップボックスと、それが繋がっているBraviaのスイッチを入れる。
FoxTVやAXNやほかのIPチャンネルはすべて「受信できません」のダイアログを表示していた。
とりあえず「そういうことか」と現象を理解できた私は、ルータに新規で入れたパケットフィルタリングをすべて削除して、IPチャンネルが受信できるようになったことを確認いたしました。

☆今後の課題☆

何故、PC「tombo」にだけこのログが記載されているのか・・・良く分かりません。幸い、HDDへの頻繁なアクセスは起こらなくなっていますが、それは私がこのログをファイルに落としてテンポラリのファイルを削除してしまったからではないかとも推測もしています。かちっと理解できるはずのデジタルの世界が、こうやって疑問符だらけで終わるのは本意ではありませんが、本日は時間切れということで、きちんとした解明は今後の課題としておきます。

auひかり導入にともなうあれこれ(その2)

auひかりのHD-STB(H10ST2 あるいは モトローラ VIP2060)について

3月末の「フレッツADSL」から「auひかり」への変更に伴い、接続料金の減額分を使って「auひかりTV」を契約。
2月にSONYのKDL-40HX800を購入して、その画面の美しさに感動していたことから、セットトップボックスはHDMIで接続することが前提であり、3月時点ではHD-STBが唯一の選択肢であった。
2011年6月から新セットトップボックス(ST1100R)が登場し、HDMI接続が可能となった。
H10ST2は月額使用料が1,350円、ST1100Rは525円であり、H10ST2の1台とST1100Rの2台の比較が私の利用方法としては妥当と思われることから、簡単な比較を行ってみた。

HD-STB(H10ST2) ST1100R ST1100R ×2台 備考
利用料 1,350円 525円 1,050円
同時録画
内蔵HDD 500GB 0GB 0GB
同時外付けHDD 2台(2TB×2) 1台(2TB) 2台(2TB×2) ST1100Rはそれぞれに1台
利用可能HDD 5台(2TB×5) 100台(2TB×100) 100台(2TB×100)
DLNA 機能無し 機能あり 機能あり Windows Media Playerは対象外?
NASの利用 不可
ビデオオンデマンド 無し 月1本 月2本
地デジBSCS 受信可(各×2) 無し 無し
HDMI出力
D出力端子 無し(?) 無し(?) D1~D4対応
AV出力端子
AV入力端子
光音声出力
キーワード予約 最大5件 最大10件 最大10件×2
シリーズ予約
録画番組編集 不可 不可 不可

内蔵HDD以外はST1100Rを2台という選択の方がベターである気がしている。書斎に置いたST1100Rで録画した番組をKDL-40HX800で視聴できれば言う事はないが、現状ではDLNAの対応機種に含まれていないため不安がある。また、なぜWindows Media Player(Ver12)の確認が取れていないのかも不思議に思っている。取りあえず契約を変更して試してみるべきと思っている。

2011年6月 4日 (土)

auひかり導入にともなうあれこれ(その1)

3月末ごろに「auひかり」に「フレッツADSL」から切り替えた。

我が家が2月にサービス提供地域になったことと、3月末までのキャンペーンで加入すると条件付ではあるが家電が3万円割引で購入できることが決め手となった。
(このキャンペーンのおかげでDynexの26インチフルハイビジョンTVをPCのディスプレイ用として1万3千円程で購入できたことには以前にも触れた。)
ADSLからFTTHであり、実は料金も下がるので、言うこと無しではあるが、事前に調べて若干の疑問が生じており、家電販売店に常駐されているauの担当者に確認してから変更しようと考えていた。

疑問その1:「同時利用は最大6台まで?」

auのサイトの「よくある質問」(http://www.auhikari.jp/inquiry/faq/FAQ_03.html#5)には、「Q5 複数のパソコンで同時利用はできますか?」との問いに
「A5 最大6台まで同時にご利用いただけます。なお、お届けするホームゲートウェイのイーサネットポートに空きがない場合、HUB ( ハブ )をお客さまにてご用意ください。 」とある。
Q7に、プライベートアドレスを客のPCには割り当てるとあるので、常識で考えてこの制約はイーサネットポートの数による制約であり、それゆえにHUBについても言及していると思われる。しかし、そうだとすれば「6台を超えて接続する場合にはHUBをお客さまにてご用意ください。」と書かないのか少々疑問が生じた。
可能性としてはリースされるルータが、デフォルトでDHCPのみに設定されており、DHCPでリースするプライベートアドレスが6個なのかもしれないとも考えられる。
しかし、そのときでも、ルータを繋げればIPマスカレードを使い、ほぼ制約無しに接続できると考えていたので、ルータを別途用意すべきかどうかを確認するために、この制約について質問した次第である。

K電気常駐のau担当者の回答(以下au):6台を超えて接続されるときは無線を使われる必要があります。

当方はパニックになり、しばし言葉がでませんでした。気をとりなおして、「無線で7台目が繋がるのであれば、HUBをカスケードすれば繋がるのではないでしょうか?」

au「それについては保証できません。」

私「HUBが駄目でも、ルータ繋げれば大丈夫ですよね。物理的に接続してある7台目以降のパケットだけをはじくなんて難しいことをリースのルータができるとは信じられないのですが。」

au担当者「ルータを繋げるのであれば、大丈夫だとは思いますが、保証はできません。」

私「実は、昨日8台の機器を同時接続しました。auひかりTVを導入するとセットトップボックスにIPアドレスを振るので9台以上になってしまいます。この台数を繋ぐことが可能だとは保証できないわけですね。」

au担当者の言う「保証できない」という言葉に「繋がらないわけがないだろう」と思いつつも、そう主張できない気弱な私でした。
今度はKデンキに赴きau担当者に同じ質問をしました。Kデンキの担当者は社内のネットワークの担当者に電話で確認しつつ回答してくださいましたので、若干不安は解消されたけれど、新たな不安も生じた次第でした。

私「7台目以降はHUBをカスケードすれば繋がるか?」

au「繋がる」

私「現状、家庭内で8台同時接続の可能性がある。すべてプライベートの固定IPアドレスを利用している。自宅にWebサーバを立てたりするので、固定IPアドレスが利用したい。可能か?」

au「可能と思われるが、固定IPアドレスでの接続を保証はしない。」

私「ルータの機種は?」

au「NECのAterm BL172HV」

私「現在Aterm WB7000Hを利用しているが、DHCPの設定ではIPアドレスアドレス範囲が指定できたと記憶している。同様のことはできるのではないか?」

au「ルータの設定については、出荷時に設定しており、設定変更の場合の接続は保証できない。」

私「出荷時に設定ということは、管理者パスワードを設定して出荷しており、パケットフィルタリングなどはユーザは設定不可能ということか」

au「設定を変更したときは接続を保証できない」

HUBを繋げばとりあえずは7台目以降も繋がることがはっきりしたので、サーバを立てたときなどのパケットフィルタリングなどは、必要ならば一台ルータを挟み、そうすればDMZなども作れると勝手に納得して、疑問は残るもののここで契約することにいたしました。
Atermの出荷時の設定は、きっとLAN側は192.168.0.0/24のネットワークだろうと推測し、ゲートウエイは192.168.0.1として、自宅のネットワークを構成をあわせておきました。

結論を言えば、 ADSLモデムとAterm WB7000Hをはずして、そこにAterm BL172HVを代わりにおけば、すべて接続は滞りなく完了でした。

結果は予想通りのことでしたが、サイトの表現や担当者(?)の説明で不安が募っただけのことでした。
なお、Aterm BL172HVは管理者設定がされておらず、管理者パスワードを設定することで、前述のDHCPのIPアドレス範囲設定やパケットフィルタリングも行えますし、単独でのDMZ設定も(詳しく取扱い説明書を読んではいませんが)行えます。

唯一の不具合は、その後届いたセットトップボックス(モトローラVIP2060)が届いたときに、面倒だったのでDHCPで接続。後から起動した固定IPアドレスのPCと同一IPアドレスとなってコンフリクトが生じたこと。DHCPのIPアドレス範囲設定を変更して、コンフリクトを回避した。

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