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2011年6月19日 - 2011年6月25日の記事

2011年6月24日 (金)

Kubuntu 11.04 FireFoxで日本語入力をできるようにする

FireFoxで日本語が入力できない

Kubuntuではrekonqが標準ブラウザとして設定されている。気に入らないということも無く使っていたが、ときどき全く反応しなくなることが気になってしまった。
メニューに「FireFoxのインストール」という項目が用意されていたので、FireFoxなら安心だろうとインストールを行った。

しかし、Goobleで検索を行おうとして日本語が入力できないことに気づいた。

FireFoxで日本語が入力できなければ、これは大問題だから、すぐに解消方法が分かるだろうとGoogleで検索するが、ピンとくる回答がない。
もちろん、どうやら既知の、それもかなり昔から既知の問題であるらしく、いくつものサイトに解消方法が出ている。

調べているうちに、日本語のInputMethodの種類の問題であるような感じがわかり、SCIMとibus-kdeというものに問題があるらしいことが分かった。

では、Kubuntu 11.04のIMEはどうやって調べるのか?

誰でも「システム設定」のロケールあたりだろうとあたりがつく。それで「システム設定」を起動して眺めてみたが見つからない。
Kubuntuでは、前回も「スクリーンセーバー」の設定が見つけられなかった。いやな予感がする。

とりあえずターミナルからps -A | grep SCIMとps -A | grep ibusを実行して、ibusが動いているらしいことは分かったが、単なるibusなのかibus-kdeかがわからない。

「スクリーンセーバー」のときの経験から、きっと思いもよらぬところにあるかもしれないと、再び「システム設定」に戻り、念入りに調べていると、見つかった。

「システム言語」の「インストール」タブでは、以下の図のように日本語は選択できない。でも、ここの「コンポーネント」に「インプットメソッド」とあるのを発見したのだ。さて、どうやって、これをアクティブにして選択するのか?

Inputmethod0

「アンインストール」タブがあるので、一度アンインストールすることも考えたが、それはちょっとおかしい感じがする。
もうひとうある「System Default」タブを開けてみると、一番下の右端に「キーボード入力に使うIM:」という記述がある。

Inputmethod

ためしに「デフォルトのシステム言語」で日本語を選択すると、ibus-kdeだったので、これを以下のとおりにibusに変更した。

Ime


FireFoxを起動して日本語を入力してみるが、反応せず。IMEは起動しなおさないと駄目かなと/etc/initをlsしてみるが、ibusらしきものが見当たらないので、リブートを行うことにした。リブート後は、FireFoxで日本語入力が可能となった。

しかし、今度はrekonqで、未確定文字に下線がつかなくなるという現象が発生。まあ、さして支障もないので、これには目をつむることにして一見落着。

Ubuntu 11.04 TweakのインストールとclamavのPPAを利用したバージョンアップ

はじめに - clamavの最新版導入の前段階として

ウイルススキャナ(ClamTk )をインストールして、 最初のウィンドウに「このアンチウィルスエンジンの期限が切れています」と表示されるのが少々気になり、色々調べておりました。
crontabの内容から、ClamTkの「新しいバージョンが入手可能です」の表示のほうは、「ClamTkは所詮clamscanを使ってウイルス対策を行っているわけだから、新しいバージョンでなくてもいいな」と気にかけてはおりませんでした。
インターネットで「***(パッケージ名称)のパッケージのclamavは最新版ではないので」という書き出しで「sorceforgeからtarballをダウンロードし」というのは、以前からよくあるパターン。でも「Ubuntuでは最新版はPPAでインストールできるので」という記述は、以前には見たことがないパターンでした。それでPPAについて調べてみると、Launchpadhttps://launchpad.net/)というサイトの「オフィシャルなパッケージにはない最新版のソフトウエアやパッチをあてたソフトウエアや個人作成のソフトウエアなどの非公式なパッケージをインストールするためのリポジトリを提供してくれる仕組みである」ことが分かりました。PPAとはPesonal Package Archiveの略とのこと。(http://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0046)Ubuntuを使っている方には当たり前のことなのでしょうが、2011年3月からLinuxについてリハビリを開始し、そこからUbuntuを使い始めた身としては、「凄いなあ。こんなサイトもあるのか」と感心しきりです。でもPPAのリポジトリの登録のところが、少々面倒くさそうなので、さらに調べていると、GUIで簡単に登録ができるツールというのが、やはり存在しています。ますます「凄いなぁ」と感動してしまいます。(正直、メインのPCにもUbuntuをインストールする準備を始めています。ミニタワーなので、HDDを増設すると熱暴走しそうなのが気がかりです。)
まずは、そのPPAのリポジトリも簡単に登録できる、そして、どうやらいろいろできるという評判のUbuntu Tweakをインストールしてから、clamavの最新版をインストールすることにしました。

Ubuntu Tweak

Ubuntu Tweak(http://ubuntu-tweak.com/で入手可能です。簡単な説明はWebサイトの最初に書いてあります。「Ubuntu Tweakは誰でも簡単にUbuntuを設定できるように作られたアプリケーションだ。Ubuntu Tweakはデフォルトのデスクトップ環境が用意していない多くの有用なデスクトップのオプションやシステムのオプションを提供する。Ubuntu Tweakによって、Ubuntuを楽しく使えるだろう。」これはなんか楽しみです。

Ubuntu Tweakのホームページで「すぐにダウンロード」をクリック。

Tweak01

FireFoxを利用しているのであれば「Ubuntu-tweak_0.5.14-1~natty1_all.debを開く」のウィンドウが開いたら、「ファイルを保存する」を選択して「OK」。

Tweak02

FireFoxのダウロードマネージャで、ダウンロードがおわったら、そのubuntu-twadk0_5.14-1~natty1_all.debをダブルクリック。
あるいはダウンロードしたファイルを、ファイルマネージャでダブルクリックしてもよいはずです。

Tweak03

するとUbuntuソフトウェアセンターが起動するので「インストール」をクリックします。

Tweak04

認証のためのパスワードを入れて「認証する」をクリックしてインストールします。

Tweak05


インストールにかかる時間は・・・・・・ なかなか終わりません。嫌な予感がしました。
ハングアップしたかなとどきどきもしましたが、「処理中です」が表示されていたので、リセットしたいのをひたすら我慢。我慢しているのもつらいので食事を作りに席をはずしました。7分ほどたったところで諦めました。3回ほど、こんなことを繰り返して、ますます嫌な気分になりながら、一度リブートをしてみます。

リブートしたら1分程度でインストール完了。まあ、これが普通でしょうね。

Ubuntu Tweak

サイドバーのアプリケーションからDashを出し、「システム」の中に緑色のアイコンでUbuntu Tweakがありました。さっそく起動します。

Tweak06

さて、Tweakが起動して、画面を眺めていても、PPAを利用するための操作が良く分からなくて立ち止まります。上部のタスクバーにカーソルを合わせてもメニューも出ませんし、ウィンドウにヘルプもない感じです。

Tweak07

Webブラウザを起動して、Tweakのホームページに戻り、眺めてみると「情報」というリンクがあるのに気づき、早速クリックしてみます。「Features of Ubuntu Tweak」の項に「Quick install popular application」とか「A lot of third-party sources to keep applications up-to-date」の二つがあったので、見てみようとクリックしてみますが、リンクがありませんでした。つまり、これは単にUbuntu Tweakの「特徴」を列挙しただけのことでした。

しばし気絶した後に、Googleで「Ubuntu Tweak ppa」をキーワードにして検索。これだとUbuntu TweakのPPAが見つかるだけだと気づき、さらに色々検索したのですが、よくわかりません。
左サイドにメニューがありPPA関係は大項目の中のアプリケーションの中にありそうだとは分かります。「ソースセンター」が「公式リポジトリでは入手できないアプリケーションを追加することができます」と説明しているので、ここだろうとは感じます。

Tweak08

しかし、すでに存在しているアプリケーションの中にはclamavはありませんので、clamavのリポジトリを登録すべきだと思いますが、その方法が分かりません。期待していたのは、ここでclamavと検索欄に記入すると、launchpadのclamav関連のリポジトリがずらっと出てきて、ついでに登録の推奨マークがついているという感じだったのですが、どうやら、その期待には応えてくれないようでした。

PPAの登録

とりあえずPPAのリポジトリの設定の仕方を調べます。いくつか流儀があるようです。まあ、Linuxの場合は「やり方はひとつじゃない」というのが当然なので、そこから簡単そうなものを探します。ふたつの簡単な方法がみつかりました。

ひとつはlaunchpadのヘルプに書いてある方法で、ターミナルから、

sudo add-apt-repository ppa:user/ppa-name (←ここでppa:user/ppa-nameを実際のppa:ubuntu-clamav/ppaとする。)

という形で入力するというものです。Clamav Update TeamのPPAであれば、ppa:ubuntu-clamav/ppaとなります。

もうひとつが、Synaptic パッケージマネージャーのメニューを使う方法。
なぜか、これにはメニューバーがWindowの中にありますが、「設定」から「リポジトリ」を選び、

Tweak09

「他のソフトウェア」タブから「追加」ボタンをクリックして

Tweak10

以下の「software-properties-gtk」というダイアログボックスに上と同じppa:user/ppa-nameを記入して「ソースを追加」ボタンをクリックする方法です。

Tweak11

今回は、後者の方が入力量がすくないので、後者で行いました。上記のダイアログボックスでppa:ubuntu-clamav/ppaと入力し、Synaptic パッケージマネージャーで「再読込」をクリックします。次の「エラーが発生しました。」のダイアログが表示されますが、ppaが公開鍵を利用していないためであり、特に問題が無いのでこのまま「閉じる」をクリックし、続行します。

Tweak12

Synapticパッケージマネージャよりclamavを選択して右クリックして「アップグレード指定」を選択すると、「注意」のダイアログがでます。これも先ほどのエラーと同様の原因と気にせず「マーク」をクリックして、Synapticパッケージマネージャーに戻ったら、「適用」をクリックしてアップグレードを実行します。

Tweak13

そして、結果を見るために、ClamTkウィルススキャナの画面を出してみると、アンチウィルスエンジンは0.97.1の最新版に変更されており、緑色のチェックマークへと変更されておりました。

Tweak14

ClamTkのバージョンアップ

ここまでくるとせっかくだからということで、ClamTkの「GUIバージョン」も赤マークをはずしたくなるのが人情です。

こちらは、やはりホームページから最新版のDebパッケージをダウンロードして、インストールすればよいとのことなので、早速ClamTkのサイトhttp://clamtk.sourceforge.net/)に行って、Downloadsページから、「Files」-「ClamTk」-「4.33」とくだり、clamtk4.33-1_all.debファイルを選択してダウンロードします。

ダウンロードが終了したら、ファイルマネージャなどでclamtk_4.33-1_all.debをダブルクリック。Ubuntuソフトウェアセンターが起動しますので、ウィルススキャナのページが表示されたところで「アップグレード」ボタンをクリックします。パスワード認証をしてアップグレードが開始されます。

Tweak15

私のPCでは、これもすんなりとはアップグレードできず、一度リブートする必要がありました。単体のアプリケーションでは5分程度待ってインストールやアップグレードが終わらないときは、私のPCではリブートしたほうが無難かなと考え始めました。リブート後はすんなりとアップデート完了です。

clamTkを起動して確認してみると、すべてグリーンのマークになっておりました。

Tweak16

さらに続く・・・

実は記録を取り損ねたので定かではありませんが、とりあえず自分の備忘として書き記しております。

ウイルススキャナを最新版にした後に、アップデート・マネージャが利用できるアップデートとして、clamavとclamtkを報告してきたので、インストールしようとすると、認証されていないのでインストールが進まないという状況になりました。
もしかしたら、このときにUbuntu Tweakは使えるのかもしれないと思い、Ubuntu Tweakを使うと、やはりアップデートのメッセージがあり、すんなりアップデートできたように見えました。その後アップデート・マネージャに戻っても、アップデート可能のソフトウエアは報告されませんでした。
正直言うと、GUIのツールの「何が起こっているか良くわからない」ところは、好きではないのですが、とりあえず、今回はclamTkの警告を消すという目標は達成できたので良しとすることにいたしました。

Ubuntu Tweakについては、期待していた部分は残念な結果でしたが、色々な設定が簡単に行えるという評判なので、今後試してみたいと考えています。

2011年6月21日 (火)

Ubuntu Kubuntu 11.04 アンチウイルス 週間の自動実行の追加

Ubuntu Kubuntu 11.04 アンチウイルスソフトの自動実行の追加

昨日、一ユーザの立場で、自分のホームディレクトリ以下について、アンチウイルスソフトの毎日のスキャンの設定は、ウイルススキャナ(ClamTk)のGUIで行うことが出来た。しかし、Ubuntuシステムとしては、まだいくつかチェックをしておきたいところが残っていた。昨日は、週一回ぐらいの頻度で、それを手処理で行うこととしていたが、やはり自動実行をしたいところである。
とりあえず、調べてみて設定が行えそうであったので試してみた。

まず、昨日のClamTkのスケジュール設定について、ClamTkのReadmeでは「crontab」を利用すると書かれていたので、その内容を確認してみた。

~$ crontab -l

50 22 * * * /usr/bin/clamscan --detect-pua -i -r /home/kitatanuki --exclude-dir=/home/kitatanuki/.clamtk/viruses --log=$HOME/.clamtk/history/$(date +\%b-\%d-\%Y).log 2>/dev/null # clamtk-scan
50 9 * * * /usr/bin/freshclam --datadir=/home/kitatanuki/.clamtk/db --log=/home/kitatanuki/.clamtk/db/freshclam.log # clamtk-defs

最初の50と22が時刻を示し、日、月、曜日が指定されていないのでアスタリスクが続き、その後がコマンドになる。
最初の行がスキャンの実行で、次の行がパターンファイルのアップデートとなっている。一ユーザとしての実行であるため、 ログファイルはホームディレクトリ内部に作られているが、これはルートで実行するときには、/var/log内部に作られることになる。調べてみると、/var/log/clamavにログファイルが存在していた。

上記のcrontabの内容とclamscanのマニュアルを参考にして、以下のshellスクリプトをrootで(sudoして)作成した。
方針としては、shellスクリプトがうまく実行できることを確認した後に/etc/cron.weeklyにコピーする。
/etc/crontabを見ると、毎週日曜日の6時47分に実行されることになっている。(その時間に起動していないときはanacronが起動後に実行するらしい)

#!/bin/sh

# update sigs
/usr/bin/freshclam --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)fresh.log
# Custom scan
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /bin
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /boot
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /etc
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /lib
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /opt
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /root
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /sbin
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /usr
/usr/bin/clamscan --quiet --stdout --detect-pua -i -r --log=/var/log/clamav/$(date +\%Y\%m\%d)scan.log /var

これに、clamavweek.shとファイル名を付け、chmod 700 clamavweek.shとして実行可能として、実行できることを確認した。
/etc/cron.weeklyにコピーすると、今度の日曜日まで動かないことになるので、とりあえずは、/etc/cron.dailyにコピーして、不具合が出ないことを確認して、cron.weeklyに移そうと考えている。

と、簡単にできたみたいに書いているけれど、最初はコマンドラインでオプションを変更しながらひとつだけを実行し、その次はログを確認し等々、結構時間がかかってしまいました。
ClamTkでも画面に「期限切れ」と表示されていやな気分でしたが、 コマンドラインでfreshclamを起動すると、

WARNING: Your ClamAV installation is OUTDATED!
WARNING: Local version: 0.97 Recommended version: 0.97.1
DON'T PANIC! Read http://www.clamav.net/support/faq

と表示されて、いやな気分になります。これも、やっぱり何とかしたいなと感じ始めました。

ところで、上のShellスクリプトですが、同じような行が並んでいて、ちょっと気にくいません。と、いいますか、実はこれで一番時間を取られてしまったのですが、clamscanのマニュアルには、--include-dir=[正規表現]という内容がありました。それで、下の9行を一行にしようと最初は頑張っておりました。(実行の速度や負荷は上の記述の方が早そうだと感じるのですが)

ウイルススキャンを開始するディレクトリには/(root)を指定して、最初がスラッシュで、以下bin boot ....をorで結べばいいかと軽くはじめておりました。

/bin
/boot
/etc
/lib
/binbin
/opt
/usr
/usr/local
/usropt/local

などというtest.txtというファイルを作って、

$ cat test.txt | grep -E "^\/(bin|boot|etc|lib|opt|usr)$"

などとして、/bin、/boot、/etc、/lib、/opt、/usrだけが検索されるので、「しめしめ」などと考えて

/usr/bin/clamscan -r --include-dir="^\/(bin|boot|etc|lib|opt|usr)$"   /

とかやって、全然駄目。これは考えてみれば、/(root)の下の、正規表現でマッチしたディレクトリを検索をするわけですから"$"をつけて、これが最後と明示してはいけなさそう。
それではと、"^\/(bin|boot|etc|lib|opt|usr)\/.*" ではどうだろうとやって、駄目・・・かなり試して諦めて上の力技になった次第です。
そして、これを書いている、いま、まさにディレクトリじゃなくてファイルでやればいいじゃないかと気づいてしまい、コマンドラインで、ちょっと試したら成功(T_T)
まあ、こんなものですね。成功例は以下。

/usr/bin/clamscan -r --include="^\/(bin|etc)\/*"   /

とりあえず修正せずに様子見です。

Ubuntu Kubuntu 11.04 アンチウイルスソフトの設定例

Ubuntu/Kubuntu 11.04 ウイルススキャナの設定例

はじめに

ここで説明しているのはUbuntu/Kubuntuのパッケージ管理ツールで「ウイルススキャナ」をインストールすることにより使えるようになるClamTkというウイルス対策ソフトの設定の一例である。
  最初にお断りしておくが、私はこのソフトの開発者でも、パッケージのメンテナンス担当者でもない。先般、一ユーザとしてUbuntu/Kubuntuにこのソフトをインストールし、利用方法を知るために開発者のサイトに行き、このソフトのREADMEを読んで、自分なりの設定方法を考えたに過ぎない。
  ここに書かれたとおりにしたからといって、コンピュータウイルスの被害を100%回避できるわけではないし、私の設定方法に誤りがある可能性もある。あくまでも設定の一例であり、その効果を保証するものでもない。自己責任での利用をお願いしたい。

なお、設定の説明はKubuntuの画像を用いた。これはメニューバーが各ウインドウの中にあり、説明が行いやすいためである。UbuntuのUnityでは、フォーカスのあるウインドウのメニューバーが上部のタスクバーにカーソルをあわせたときに表示される仕組みある。よって、Kubuntuの画像にてたやすく操作を推測できると考えている。

設定方針

・ウイルスのスキャンについては、READMEに書かれた推奨にしたがって、自分のホームディレクトリを中心に行う。
・ユーザであると同時に管理者でもあるので、/bin、/lib、/sbin、/usr、/var、/optについては、週1回程度の手処理でのスキャンを行うこととする。
  ( READMEにもコマンドラインでのより複雑な処理はclamscanで行えというようなことが書いてあり、シェルスクリプトなどを作成して、crontabで実行するなどの方法が取れると思う。)
・毎日見るTVの時間(それも連続TV小説のような短時間のもの)の直前、あるいは昼休みの直前のようなタイミングでスキャンをスケジュール化する。
・パターンファイルは、午前中にアップデートするスケジュールとする。(必ず電源が入っている時間)
・ドットで始まるファイルもスキャンする。(メールソフトの受信ファイルのところに問題があるような含みがREADMEに書いてあるが、とりあえず自分宛のメールを対象とするため。)
・再帰的スキャンと追加スキャン設定も有効にする。20MB以上のサイズのファイルもスキャンする。(怪しいサイトからダウンロードするものはこれに相当する?isoイメージとか・・・)
・ログは残す。

設定

「拡張」メニューから「設定」をクリックする。

Clamtk001


「スキャン設定」タブのチェックボックスのすべてにチェックを入れる。

Clamtk002


「起動時の設定」タブはすべてにチェックが入っていることを確認する。

Clamtk003


スケジュールの設定

「拡張」メニューから「スケジュール」を選択する。

Clamtk004


「ホームディレクトリ(推奨)」にラジオボタンのチェックを入れ、「スキャンする時間」「パターンファイルをアップデートする時間」を24時間表記で設定する。
  時刻を設定したら、それぞれの「追加」ボタンをクリックする。

Clamtk005


「追加」ボタンをクリック後の状態。

Clamtk006


  これで「閉じる」ボタンで、設定は終了。

補足

ClamTk ウィルススキャナの最初の画面の「アンチウィルスエンジン」と「GUIバージョン」の前に赤に白いX印のマークがついているのは、そのままカーソルをあてていると分かりますが、それぞれに説明が表示されます。「GUIバージョン」の「新しいバージョンが入手可能です」というのは、「新しくなくてもいいか」と済ませられるのですが、「アンチウィルスエンジン」の「このアンチウィルスエンジンは期限が切れています」というのは、少々不穏当な表現で「どうにかしたくなる」のが人情だと思います。

アンチウィルスエンジンのClamAVのサイトhttp://www.clamav.net/lang/en/)に行ってみると確かに最新バージョンは0.97.1となっています。しかし、DownloadのLinuxの中のUbuntuの項を見ると、「Ubuntuではbackport   repositoryから2種類のパッケージが利用できる。片方はかなりのテストを経てパッケージされたもので、オフィシャルなUbuntuのパッケージに入っている。もうひとつは、それほどのテストを経ていないもので云々」とあり、つまり、まあバージョンはちょっと低いけどテストを経て安定しているのだろうと考えて、このままにしておくことにしました。

Clamtkexpire


インターネットで検索すると、ClamTkを最新版は4.33で、色々な方の従来の記述では、ClamTkの最新版のdebファイルをインストールするとこの「警告?」は消えるそうです。(Ubuntu11.04での報告は見当たりませんでした。)ダウンロードは次のURLから可能のようです。(私は試しておりません。情報提供のみです。)http://sourceforge.net/projects/clamtk/files/ClamTk/4.33/

Clamtknewver

2011年6月20日 (月)

Ubuntu/Kubuntu 11.04 デジタルカメラとUSB接続

Ubuntu/KubuntuにデジタルカメラをUSBケーブルで接続

単3電池2本で動くので購入したOlympusのCAMEDIA X-200。

今回はUSBのケーブルで接続して、撮影した写真をUbuntuとKubuntuに「簡単に」取り込めることを確認しようと試してみた。

結論を先に書くが、「ここに書くのをためらうほどに」簡単であった。

USBケーブルのミニUSBプラグをカメラに挿し、PCのUSBのコネクタに接続して、カメラのスイッチを入れる。

Ubuntuでは以下のウインドウが表示される。中央にあるドロップダウンリストボックスで、デジタル写真を扱うアプリケーションが選択できる。

U01

とりあえず写真をコピーして保存しておくのであれば「フォルダを開く」でいいだろう。通常のUbuntuのファイルマネージャー(Nautilus)が起動する。

U015

USBケーブルを抜くときは、カメラのフォルダのアイコンを右クリックすれば「ドライブの安全な取り出し」という項目が出てくるので、これをクリックすればよい。

U02

Kubuntuではさらに単純で、「利用可能なデバイス」というメッセージが表示され、リムーバブルディスクとして認識される。そして、メッセージも少しすると消える。

K01

そして、特に何もしなくても、Kubuntuのファイルマネージャー(dolphin)でフォルダとして扱えるようになる。(図の赤丸のところに表示されている。)
  Ubuntuのときと同じく画像ファイルとしてコピーやそのほかの処理を行える。

K02

KubuntuでもUSBケーブルをはずすときは、このアイコンを右クリックすれば「xxxxMiBのリムーバブルメディアを安全に取り外す」という項目が選択できる。

K03

DYNEX DX-26E150J11 追加情報

DYNEX DX-26E150J11についての若干の情報

1.上面・下面・背面のスイッチや端子など(取扱説明書より)

なお、DX-26E150J11の取扱説明書はDX-19E150J11と共通である。

Torisetu1

2.背面の端子等とリモコン

Torisetu2

3.リモコンの説明(続き)

Torisetu3

4.リモコンの設定メニューを押した時のメニュー画面(一部)

以下の画面は、デジタルカメラにて撮影しリサイズしたり圧縮したりしております。よって実際の画面のイメージとは大きく異なります。
  「このような感じで見える」程度の参考に留めてください。

Dynexconfig

5.リモコンのデータボタンを押したときの画面

Dynexdisp1

6.番組表表示

番組表の表示は、私が一番気に入らない部分です。

縮小拡大はできますが、下の画面は一番縮小したときの表示です。つまり一番情報量が多い状態です。

3チャンネル分しか見えません。(Braviaだと9チャンネル分表示される。)

また、視聴予約もできないし、チャンネル変更もできません。まさに単なる番組表です。

もっとも、私はもっぱらPCのディスプレイとして使っているので、気にはしておりません。

Channel

7.番組詳細表示

Info

8.入力切替表示

デジカメを三脚に載せていたのに、セルフタイマーを使わなかったのでブレブレです。すみません。

このようにリモコンの入力切替ボタンを押すと表示されます。

表示内容は上から順に、「地上アナログ・地上デジタル・BSデジタル・CS1デジタル・CS2デジタル・ビデオ・D端子・PC・HDMI1・HDMI2」となっています。

なお、私はHDMI1にPCのDVI端子からケーブルを接続しておりますが、DVIでは音声が送れないので別途スピーカーを接続する必要があります。

これもSonyとの比較ですが、Braviaでは、PCを接続していない場合にはPC用の音声入力端子からの入力をスピーカ出力してくれます。

Inputs

2011年6月19日 (日)

Ubuntu/Kubuntu ウイルススキャナ ClamTk README 翻訳 (和文のみ)

ClamTK README 翻訳

11/06/19(日) 21:58:15 by kitatanuki

(出典:Source)
  http://clamtk.sourceforge.net/README

(翻訳文のみのバージョンです。)

README

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直近のアップデート 2011年5月6日

1.重要なリンク

  ClamTk FAQ : http://clamtk.sf.net/faq.html
  ClamAV : http://www.clamav.net
  ClamTk : http://freshmeat.net/projects/clamtk/ : http://clamtk.sf.net :http//clamtk.cvs.sf.net
  Gtk2-Perl : http://gtk2-perl.sourceforge.net
  Launchpad ClamTk: https://launchpad.net/clamtk

2. 概要

ClamTKは、Gtk2-perlによって作られたClamAVのフロントエンド(ユーザーインターフェース)である。Linuxシステムの使いやすく軽い(ウイルス)スキャナを提供することを目的としている。
ClamTKはすでにFedora、Debian、RedHat、openSUSE、ALT Linux、Ubuntu、CentOS,Gentoo、Archlinux、Mandrive、PCLinuxOS、FreeBSD、そしてさらにいくつかのシステムに移植されている。
ClamTkは2003年に初めて登場したが、2004年には初めてディストリビューションに登録された。(訳者注:rootshellの意味が分からない)そして、2005年にはSourceforge.netに登録された。(訳者注:ソースフォージって、権威があるのか?そんな風に読めるが。)

3.GUI

ClamTKは名前に示されるようにTkライブラリを使用することで出発した。 (訳者注:Tkについてはネットで調べてね。) 2005年に、perl-Gtk2(あるいは、Gtk2-perlかな、まあ、そんなところだね)を利用するようになった。   Tkのバージョンもsourceforge.netでまだ利用はできるけど、今はアップデートはしていないので、使うべきではないだろう。

4. いろんなディスリビューションについて

FedoraとCentOSのためのRPMは、clamtk.sourceforge.netから入手できる。それにはaptとyumのレポジトリが必要になる。(訳者注:訳者はRedHat系について疎い。yumというのはRedHat系のaptみたいな物だと思っているが、レポジトリがあるの?)

rpmfind.netや、それ以外のあなたのシステムの(RPMの)パッケージを作っている関係先を確認して欲しい。ソース(プログラム)ももちろんちゃんとしているが、バージョン4.0以上については、注意して欲しい。すでに単純なスクリプトではなく、かなり複雑になっているし、ちょっとばかりいじくりまわされてもいる。実際、パッケージマネージャを用いてインストールする方がずっと楽である。(訳者注:ソースからコンパイルするよりもってことだと思います。)

ClamTkは公式なFedora yumレポジトリとDebian/Ubuntuレポジトリからも利用可能である。

5. インストール

RPM系:
rpm(ファイル)を用いてClamTKをインストールするのは、もっともたやすい方法である。

まず、"yum install clamtk"と試して欲しい(訳者注:つまり、ターミナルでこれを入力してみろってことでしょうね。)もし、これで駄目なら、clamtk(のRPMのパッケージ)をダウンロードして、次のコマンドを試してみて欲しい。

  # yum localinstall --nogpgcheck clamtk*.rpm

「--nogpgcheck」というオプションは必要です。rpmではgpgの暗号鍵を利用していないからです。Debian/Ubuntuではgpgを利用できます。(訳者注:gpg-signって、gpgの公開鍵で正しいパッケージとして確認できるということだと思いますが、定かではありません。)

clamtkをアンインストールする方法:
  # yum erase clamtk

ソース:

tarballは全てのソースを含んでいます。FedoraでClamTkを実行する方法のひとつは次のとおり。

# mkdir -p /usr/share/perl5/ClamTk
# cp lib/*.pm /usr/share/perl5/ClamTk
# chmod +x clamtk
# cp clamtk /usr/local/bin (or /usr/bin)

(訳者注:perlのスクリプトなんで、上にあるとおりにターミナル(コンソール)で入力するとインストールが手作業でできるぜ、みたいなことじゃないかと思う)

(実行例)

 a. $ perl clamtk
  or
  b. $ chmod +x /path/to/clamtk
  $ /path/to/clamtk

(訳者注:a.に記載されている例は、perlに明示的にclamtkのスクリプトを実行させる方法であり、b.のケースは、clamtkに実行属性を与えて実行している。きっとclamtkの一行目に#!/usr/bin/perlなどと書かれているのでしょう。)

(ファイルを)マウスで右クリックしたときに、(clamtkでの)ウィルスチェックをしたいなら、(訳者注:意訳だぁ)次の例のようにターミナルで入力せよ
  # cp clamtk.desktop /usr/share/applications

(注)rpmやdebファイルを用いてインストールしたのであれば(つまり、RedHat系やDebian/Ubuntu系でyumやaptなどでインストールしたら)これをする必要なない。

(注)この部分でエラーがでたのなら、最後にあるトラブルシューティングの章を見てください。

deb系(つまりdebian/ubuntu系)について:
ClamTkをインストールするためには、「.deb」ファイルをダブルクリックしてください。もちろん、プログラムをインストールすることができる権限を有していることが前提です。あなたのシステムのパッケージマネージャが、依存関係を把握して処理を行います。

(端末あるいはターミナルの)コマンドラインから次のように入力してください。

 # dpkg -i clamtk-*.deb

clamtkをアンインストールするのであれば
  # dpkg --purge clamtk

(訳者注:コマンドラインで行う場合の話です。GUIでもできます。)

6. ClamTkの実行

a. バージョン4.23では、起動すると、ClamTkは自動的にシグネチャ(訳者注:シグネチャとはClamAVで、ウイルスのパターンを示すもの。「Clam Antivirusに関するメモ」[http://clamav-jp.sourceforge.jp/jdoc/clamav.html#c6]を参照のこと)がセットされていなければ、シグネチャを検索します。新規にClamTkを使用する場合は特に何かをしなくても、このように動きます。

b. コントロールキーとPを一緒に押すことにより、拡張機能を利用することができます。「Keep a record of evry scan」を選択すれば、スキャンのログを保存することができます。

 

「dotで始まるファイルをスキャン(Scan files beginning with a dot (.*))」を選択すれば、「.」で始まるファイルも検索できます。

「ディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリをスキャン(Scan all files and directories within a directory」)を選択すれば一層徹底的なスキャンが行えます。

「追加スキャン設定を有効にする(Enable extra scan settings)」オプションは、、破損している実行形式ファイルやPUA(不要と思われるアプリケーション)もスキャンすることが可能となります。

デフォルトの設定では、ClamTKは20MB以上のサイズのファイルをスキャンしない。20MB以上のファイルを強制的にスキャンさせるためには、「20MB以上のファイルもスキャンする(Scan   files larger than 20MB)」のチェックボックスにチェックを入れる。

 

注:自動「削除(Delete)」と「隔離(Quarantine)」のオプションは、削除された。スキャン後に該当のファイルを右クリックして、そこで「削除」や「隔離」の対応が取れる。一度「削除」すると、ファイルは消去される。復活はできない(ごみ箱のような機能はない。)

c. 隔離されたアイテムの情報は「隔離(Quarantine)」メニューで利用できる。
  「状態(Status)」は、隔離したファイルの数をすぐに通知する。「メンテナンス (Maintenance)」は、隔離されたファイルを削除するか、あるいは、ウイルスが存在しないと確信しているならば、簡単にそのファイルを自分のホームディレクトリに戻すことができる。さらに「隔離フォルダを空にする(Empty   Quarantine Folder)」オプションで隔離フォルダを空にすることもできる。

d. 「ファイル」ボタンをクリックすることでも、「スキャン」メニューの中の「ファイル」を選択することもファイルのスキャンができる。

e. 「ディレクトリ」ボタンをクリックすることでも、「スキャン」メニューの中の「ディレクトリ」を選択することでもディレクトリのスキャンができる。また、「スキャン」メニューでは「再帰的なスキャン」、つまり、その選択したディレクトリ配下の全てのディレクトリを掘り下げていくスキャンが利用できる。

f. GUIのツールバーにある「ストップボタン」(白い×印のある赤い丸)をクリックすることでスキャンを中止することができる。ただし、スキャンのスピードにもよるが、すぐには中止しない。中止が認識されるまでスキャンは続き既に読み込まれたファイルが表示される。

g. 時には、特定のオプションを特定のスキャンにつけたいこともあるだろう。その場合は「拡張」メニューで「設定」を選択する(あるいはCtrl+P。)これで「起動時の設定」とスキャンされないディレクトリを指定する「ホワイトリスト」の設定ができる。

h. 「ホーム」ボタンをクリックするか、メニュー「スキャン」-「ホーム」でホームドライブ(訳者注:ホームディレクトリでしょう)も簡単にスキャンできる。
  (注:ClamTKはシンボリックリンクについてはもうスキャンしていない。)

7. コマンドライン

ClamTkはコマンドラインからも起動できる。

$ clamtk file_to_be_scanned
  か
$ clamtk directory_to_be_scanned

しかし、(簡単なものであるが)コマンドライン起動のオプションはノーチラスやドルフィンなどのファイルマネージャーでの(ファイル・ディレクトリの)右クリックによるスキャンを行えるようにすることが主な理由である。もし、より複雑なコマンドラインのオプションを利用したければclamscanのバイナリそのものを利用することをお勧めする。
  (コマンドラインで「man clamscan」としてマニュアルを見よ)また、有効なことを思いついたのであれば、それをオプションに加えられるので、教えて欲しい。

 

8. 実行後

 

結果を保存することを選択していれば、(訳者注:「拡張」メニューの「設定」-「Keep a record of every scan」を選択していれば)「表示」メニューの中の「履歴の管理」を選ぶことで結果を見たり削除したりできる。
(スキャンの履歴ウィンドウで)GUIのツールバーにある箒のようなアイコンの「消去」をクリックするか、「表示」メニューの「出力の消去」を選択すれば、出力結果を消去できる。
(「表示」メニューの「出力の消去」は機能しないし、「箒」アイコンは「表示」メニューの「出力の消去」だし、GUIのツールバーには「削除」ボタンと「すべて削除」ボタンがあるので、ここの記述は更新されていないのか、Ubuntuが古いのか?)

 

表示されたファイルに関してオプションがある。スキャンされたファイルをクリックして選択し、それから右クリックすると4つのオプションが出てくるはずである。

 

a. 「このファイルを隔離する」:このオプションは選択したファイルを「隔離」フォルダに移動する。
b. 「このファイルを消去する」:ゴミ箱(などの復活の手段)は無いので注意せよ。
c. 「名前をつけて保存」:例えば、ブラウザによってダウンロードされたファイルをスキャンしてみたいときにこのオプションは有用である。一般的にそれらのファイルはテンポラリディレクトリ(/tmp)に移動され、再取得することが困難である。それで、このオプションを使い、ホームディレクトリのような、どこか他のところに保存する。
d. 「キャンセル」:このメニューをキャンセルする。

9. 隔離とメインテナンス

後々の検査において、隔離されたファイルが出たときには、いくつかの選択肢がある。

a. 状態を確認する(Ctrl+S、あるいは「隔離」メニューの「状態」-いくつのファイルが隔離されているかを知ることができる。
b. 隔離領域(隔離フォルダのことだろう)を空にする(Ctrl+E、あるいは「隔離」メニューの「隔離ファイルを空にする」)-ゴミ箱のような復活機能はないことを覚えていて。この作業には注意を。それらのファイルを消去してよいことを再確認すること。
c. メインテナンス(Ctrl+M、あるいは「隔離」メニューの「メインテナンス」-ここではファイルを「復元」するか「削除」するかが選択できます。ClamTkがファイルの元の位置を覚えていれば、元の位置に戻ります。

10. スケジューリング(「拡張」メニューの「スケジュール」(Ctrl+T))

バージョン4.18以降は、利用者はアンチウイルス シグネチャのアップデートと日々のスキャンをスケジュール化できます。どのディストリビューションでも利用できるPerlのモジュール(module)が無いため、スケジュール化には「crontab」のプログラムが必要です。
「crontab」自体はきわめて標準的なものです。

(「スケジュール」のダイアログボックスには)「コンピュータ全体」(/proc /sys /devは除かれます)の選択肢(ラジオボタン)がありますが、たぶん必要なのは「ホームディレクトリ」の方でしょう。(訳者注:ラジオボタンは「ホームディレクトリ(推奨)」と「コンピュータ全体」となっている。)
あなたがコンピュータ全体をスキャンすることに興味があるのは、たぶん、rootkitの兆候をスキャンしたく思っているのでしょう。この場合はrkhunterやchkrootkitについて調べてください。
スケジュール化されたスキャンの結果を知るために、「表示」メニューの「履歴の管理」を見てください。

 

11. プロキシの設定(「拡張」メニューの「設定」)

シグネチャのアップデートのためにプロキシの設定が必要な方のために、「プロキシの設定」タブが「設定」メニューの中にある。 ほとんどは「プロキシを使用しない」で大丈夫だろう。「システムのプロキシ設定を使用する」は環境変数%ENVの中のhttp_proxyの設定を使用する。     「手動でプロキシを設定する」ではIPアドレス(あるいはhostname)とポート番号を入力して設定する。 

12.ロケール(地域別設定)/国際化

バージョン2.2のClamTkで初めてこの設定が提供された。私たちにお手伝いいただける時間はありませんか?Launchipadページをご覧ください。(https://launchpad.net/clamtk )   .
ビルドの中には英語以外の説明がないものがあることに注意してください。ビルド/スペック(build/spec)ファイルを最新にしていないのが理由です。個々のメンテナンス担当者への礼儀正しいE-メールによって修正されうるでしょう。

13. 制限事項/バグ

たぶんたくさんあることでしょう。どうぞ連絡をお願いいたします。数多くあるLinuxの掲示板のどこかでわめき散らすことは事態を改善はさせません。あなたの好ましく思うことと好ましく思わないことを私に知らせてください。

願わくば解決されるべき問題のひとつは、ClamAVのrpmが標準化されていないことです。これは私の落ち度ではありません。(気にしてはいます。)しかし、私はこの問題について、これが不要な混乱(必要な混乱と対照的な)をもたらしていると感じています。その所為で、ひとつでいいところに複数のビルドが必要となっています。幸いなことにDebianはこのことで苦しめられてはいません。

14. 連絡

機能についての要望やバグの報告は、私にE-メールしてもらうのが一番です。また、ソースフォージプロジェクトhttp://sourceforge.net/projects/clamtk)にて要望/問題(requests/problems)を提示してもらうことも可能です。

15. その他

CltamTK バージョン3.10以降、.evolutionや.mozillaや.thunderbirdのような標準的なメールディレクトリをスキャンしません。(訳者注:2011年6月にインストールしたUbuntuのClamTkは2011年6月19日現在バージョン4.30。)これは問題を解析するためにおこなっています。これを行ううまい方法を思いついたら、付け加えることになるでしょう。たぶん、バージョン5.xまではお持ち願うことでしょう。

もしスキャンするディレクトリに「/proc」「/dev」「/sys」が含まれていると、「削除」と「隔離」の選択肢は利用できないことに注意してください。よりよい方法や他の取り扱い方法があれば、あるいは、他にも避けるべきディレクトリがあれば、私に連絡をください。

また、バージョン番号については、全く何の意味もないことを覚えておいてください。
  奇数偶数にも韻も踏んでいなければ意味合いもありません。それゆえ、奇数版が不安定であるなどの意味はありません。新しいバージョンは1上がる(あるいは、どちらかというと.01あがる)。私はTkからGtk2に変更したのでメジャーバージョンナンバーを重大な変更として1あげた。しかし、そもそも別なものとして区別すべきだった。パッケージと処理方法を変更したときにバージョンを3.xから4.xとした。単にそれだけのことである。

16.トラブルシューティング

  *シグネチャは最新版か、しかしClamTkはそうではないとは言わない?

たぶんあなたは複数のシグネチャディレクトリをお持ちだろう。シグネチャを見つけるために下の回答を見て欲しい。

*ClamTKがシグネチャを見つけられないというエラーを出したら:

ClamTkはウイルス定義を探そうとします。一般的にはウイルス定義は/var/lib/clamavか/var/clamavか・・・・などにあります。それらのファイルが存在しているのが確実であるなら、ウイルス定義ファイルの存在する場所を探し出して、私にそれを連絡してください。
定義ファイルの位置を特定するために以下を試してください。

1. find /var -name "daily.cvd" -print
2. find /var -name "daily.cld" -print

*ソースを使うとか、その類のものを見るとかしました?
perlの特殊変数@INCにFoo/Bar.pmが見つからないとか(など、など)

依存関係が失われていることを意味しています。ご使用のディストリビューションのレポジトリから依存関係を見つけるようにしてください。あるいは、シンプルにCpanのサイトhttp://search.cpan.org.)へ行くのもいいでしょう。お勧めは最初にディストリビューションのレポジトリを確認することです。すでに簡単にインストールできるようにパッケージ化しているというのが、一番ありそうなことです。ディストリビューションの種類によりますが、「yum」とか「apt」とか「Update   Manager」というような類のものを使えることでしょう。

17.謝辞

*各言語への翻訳の手助けやバグの連絡をしてくださった方を含めて、あれこれとClamTVに貢献してくださった皆さんに。
*ダグへ、彼がいなければrpmは現在は存在しなかっただろう。
*マペットとgtk2-perlの皆さんへ、彼らの費やした時間と労力に。
*Perlmonks.orgへ、すばらしいPerl言語を私が覚えるのを助けてくれ、そして日々支援を続けてくれたことに。
*Ksnapshotへ、とても簡単にスナップショットが作れたことに。

18. 貢献してくださった方々

多くの方々が、時間や、労力や、意見や、忠告や、専門知識などをこのソフトウエアに与えてくださいました。どんなに感謝しても足らなく感じております。

どうぞhttp://clamtk.sf.net/credits.htmlの貢献してくださった方々の一覧をご覧ください。

19.連絡先

  email : dave.nerd AT gmail DOT com
  jabber: dave-m AT jabber DOT org

Ubuntu/Kubuntu ウイルススキャナ ClamTK Readmeの翻訳(対訳)

This is a translation of "ClamTK's Readme" into japanese
  ClamTK README翻訳

11/06/19(日) 00:58:15 by kitatanuki

(出典:Source)
  http://clamtk.sourceforge.net/README

README

  ------
 

(Last updated May 6, 2011)

直近のアップデート 2011年5月6日

1. Important Links

ClamTk FAQ : http://clamtk.sf.net/faq.html
  ClamAV : http://www.clamav.net
  ClamTk : http://freshmeat.net/projects/clamtk/
  : http://clamtk.sf.net
  : http://clamtk.cvs.sf.net
  Gtk2-Perl : http://gtk2-perl.sourceforge.net
  Launchpad ClamTk: https://launchpad.net/clamtk

1.重要なリンク

ClamTk FAQ : http://clamtk.sf.net/faq.html
  ClamAV : http://www.clamav.net
  ClamTk : http://freshmeat.net/projects/clamtk/
  : http://clamtk.sf.net
  : http://clamtk.cvs.sf.net
  Gtk2-Perl : http://gtk2-perl.sourceforge.net
  Launchpad ClamTk: https://launchpad.net/clamtk

2. About

ClamTk is a frontend for ClamAV using Gtk2-perl. It is intended   to be
  an easy to use, lightweight scanner for Linux systems. It has been
  ported to Fedora, Debian, RedHat, openSUSE, ALT Linux, Ubuntu, CentOS,
  Gentoo, Archlinux, Mandriva, PCLinuxOS, FreeBSD, and others.
  Although its earliest incarnations date to 2003, it was first uploaded
  for distribution in 2004 to a rootshell.be account and finally to
  Sourceforge.net in 2005.

2. 概要

ClamTKは、Gtk2-perlによって作られたClamAVのフロントエンド(ユーザーインターフェース)である。Linuxシステムの使いやすく軽い(ウイルス)スキャナを提供することを目的としている。
  ClamTKはすでにFedora、Debian、RedHat、openSUSE、ALT Linux、Ubuntu、CentOS,Gentoo、Archlinux、Mandrive、PCLinuxOS、FreeBSD、そしてさらにいくつかのシステムに移植されている。
  ClamTkは2003年に初めて登場したが、2004年には初めてディストリビューションに登録された。(訳者注:rootshellの意味が分からない)そして、2005年にはSourceforge.netに登録された。(訳者注:ソースフォージって、権威があるのか?そんな風に読めるが。)

3. GUI

ClamTk started out using the Tk libraries (thus its name). In   2005,
  this was changed to perl-Gtk2 (or Gtk2-perl, whatever). The Tk version
  is still available on sourceforge.net but has not been updated for
  some time now and should not be used.

3.GUI

ClamTKは名前に示されるようにTkライブラリを使用することで出発した。 (訳者注:Tkについてはネットで調べてね。) 2005年に、perl-Gtk2(あるいは、Gtk2-perlかな、まあ、そんなところだね)を利用するようになった。 Tkのバージョンもsourceforge.netでまだ利用はできるけど、今はアップデートはしていないので、使うべきではないだろう。

4. Cross-distro

RPMs for Fedora and CentOS are available from clamtk.sourceforge.net,
  and its requirements from apt and yum repos.

Check rpmfind.net or your local packager for others. The source   works
  just fine too, but be warned that version >= 4.00 has gotten more complex
  and is no longer just a single script; that is, it may take a slight bit
  of tweaking. It is actually much easier to install with package managers.
ClamTk is also available via the official Fedora yum repositories   and
  Debian/Ubuntu repositories.

4. いろんなディスリビューションについて

FedoraとCentOSのためのRPMは、clamtk.sourceforge.netから入手できる。それにはaptとyumのレポジトリが必要になる。(訳者注:訳者はRedHat系について疎い。yumというのはRedHat系のaptみたいな物だと思っているが、レポジトリがあるの?)

rpmfind.netや、それ以外のあなたのシステムの(RPMの)パッケージを作っている関係先を確認して欲しい。ソース(プログラム)ももちろんちゃんとしているが、バージョン4.0以上については、注意して欲しい。すでに単純なスクリプトではなく、かなり複雑になっているし、ちょっとばかりいじくりまわされてもいる。実際、パッケージマネージャを用いてインストールする方がずっと楽である。(訳者注:ソースからコンパイルするよりもってことだと思います。)

ClamTkは公式なFedora yumレポジトリとDebian/Ubuntuレポジトリからも利用可能である。

5. Installation
 
  RPMs:
  The easiest way to install ClamTk is to use the rpms.
 
  First, try "yum install clamtk". If this does not work,
  download it and try:
 
  # yum localinstall --nogpgcheck clamtk*.rpm
 
  The "--nogpgcheck" option is necessary since I no longer gpg-sign
 
  the rpms. Note that the Debian/Ubuntu builds are gpg-signed.
 
  To remove clamtk:
  # yum erase clamtk
 
  SOURCE:
 
  The tarball contains all the sources. One way to do this on Fedora:
 
  # mkdir -p /usr/share/perl5/ClamTk
  # cp lib/*.pm /usr/share/perl5/ClamTk
  # chmod +x clamtk
  # cp clamtk /usr/local/bin (or /usr/bin)
 
 

  EXAMPLES:

 

a. $ perl clamtk

or

b. $ chmod +x /path/to/clamtk

$ /path/to/clamtk

To add right-click functionality, you may wish to do the following:

# cp clamtk.desktop /usr/share/applications


 

  * Note: If you have installed this program as an rpm or .deb, you
  do not need to take these steps.

* Note: Did you get errors with this? Check the TROUBLESHOOTING section
  at the end.

DEBs:

You should be able to just double-click the .deb file to install it.
  This assumes you have permissions to install programs, of course. Your
  package manager should grab any necessary dependencies.

By the commandline, you can do this:

# dpkg -i clamtk-*.deb

To remove clamtk:
  # dpkg --purge clamtk

5. インストール

RPM系:
  rpm(ファイル)を用いてClamTKをインストールするのは、もっともたやすい方法である。

まず、"yum install clamtk"と試して欲しい(訳者注:つまり、ターミナルでこれを入力してみろってことでしょうね。)もし、これで駄目なら、clamtk(のRPMのパッケージ)をダウンロードして、次のコマンドを試してみて欲しい。

  # yum localinstall --nogpgcheck clamtk*.rpm

「--nogpgcheck」というオプションは必要です。rpmではgpgの暗号鍵を利用していないからです。Debian/Ubuntuではgpgを利用できます。(訳者注:gpg-signって、gpgの公開鍵で正しいパッケージとして確認できるということだと思いますが、定かではありません。)

clamtkをアンインストールする方法:
  # yum erase clamtk

ソース:

tarballは全てのソースを含んでいます。FedoraでClamTkを実行する方法のひとつは次のとおり。

# mkdir -p /usr/share/perl5/ClamTk
  # cp lib/*.pm /usr/share/perl5/ClamTk
  # chmod +x clamtk
  # cp clamtk /usr/local/bin (or /usr/bin)

(訳者注:perlのスクリプトなんで、上にあるとおりにターミナル(コンソール)で入力するとインストールが手作業でできるぜ、みたいなことじゃないかと思う)

(実行例)

a. $ perl clamtk
  or
  b. $ chmod +x /path/to/clamtk
  $ /path/to/clamtk

(訳者注:a.に記載されている例は、perlに明示的にclamtkのスクリプトを実行させる方法であり、b.のケースは、clamtkに実行属性を与えて実行している。きっとclamtkの一行目に#!/usr/bin/perlなどと書かれているのでしょう。)

(ファイルを)マウスで右クリックしたときに、(clamtkでの)ウィルスチェックをしたいなら、(訳者注:意訳だぁ)次の例のようにターミナルで入力せよ
  # cp clamtk.desktop /usr/share/applications

(注)rpmやdebファイルを用いてインストールしたのであれば(つまり、RedHat系やDebian/Ubuntu系でyumやaptなどでインストールしたら)これをする必要なない。

(注)この部分でエラーがでたのなら、最後にあるトラブルシューティングの章を見てください。

deb系(つまりdebian/ubuntu系)について:
  ClamTkをインストールするためには、「.deb」ファイルをダブルクリックしてください。もちろん、プログラムをインストールすることができる権限を有していることが前提です。あなたのシステムのパッケージマネージャが、依存関係を把握して処理を行います。

(端末あるいはターミナルの)コマンドラインから次のように入力してください。

# dpkg -i clamtk-*.deb

clamtkをアンインストールするのであれば
  # dpkg --purge clamtk

(訳者注:コマンドラインで行う場合の話です。GUIでもできます。)

6. Running ClamT
 
  a. Beginning with version 4.23, ClamTk will automatically
  search for signatures if you do not have them set already.
  This way ClamTk should work right out of the box, with no
  prompting.
 
  b. Consider the extra scanning options by typing Ctrl-P.
  By selecting "Keep a record of every scan", you can opt
  to save a log of your scanning.

Select "Scan files beginning with a dot (.*)" to scan
  those files beginning with a ".".

Select "Scan all files and directories within a directory"
  for a more thorough scan.

The "Enable extra scan settings" option enables the ability
  to scan for PUA's, or Potentially Unwanted Applications as well as
  broken executables.

By default, ClamTk will avoid scanning files larger than 20MB.
  To force scanning of these files, check the "Scan files
  larger than 20 MB" box.

Note: The automatic "Delete" and "Quarantine" options have
  been removed. After scanning, you can still right-click on the
  file and take actions from there. Be warned that once a file
  has been deleted, it is gone. There is no recycle bin.

c. Information on items quarantined is available under the
"Quarantine" option. "Status" will quickly inform you of   the
  number of files you have quarantined. "Maintenance" will
  allow you to delete quarantined files or, if you believe there
  is a false positive contained, you can easily move it back to
  your home directory. You may also empty your quarantine folder
  with the "Empty Quarantine Folder" options as well.

  d. Scan a file by either clicking the File icon or selecting the
  option under "Scan".

e. Scan a directory by either clicking the icon or going under
"Scan". Also available is the recursive scan, which
  will descend to all directories within the selected directory.

f. You can STOP the scan by clicking the stop button located on the
  gui toolbar (red circle with the white X). Note that due to the
  speed of the scanning, it may not stop immediately; it will
  continue scanning and displaying files it has already "read"
  until the stop catches up.

g. Occasionally, you may wish to have certain options set for
  certain scans. Under Advanced, select Preferences (or click
  Ctrl-P. Here you can also set Startup Preferences as well as
  directories for whitelisting (to not be scanned, that is).

h. You can also conduct scans of your Home drive easily by clicking
  the icon or using the option under "Scan".

* Note: ClamTk no longer follows symlinks.

6. ClamTkの実行

a. バージョン4.23では、起動すると、ClamTkは自動的にシグネチャ(訳者注:シグネチャとはClamAVで、ウイルスのパターンを示すもの。Clam   Antivirusに関するメモhttp://clamav-jp.sourceforge.jp/jdoc/clamav.html#c6を参照のこと)がセットされていなければ、シグネチャを検索します。新規にClamTkを使用する場合は特に何かをしなくても、このように動きます。

b. コントロールキーとPを一緒に押すことにより、拡張機能を利用することができます。「Keep a record of evry scan」を選択すれば、スキャンのログを保存することができます。

「dotで始まるファイルをスキャン(Scan files beginning with a dot (.*))」を選択すれば、「.」で始まるファイルも検索できます。

「ディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリをスキャン(Scan all files and directories within a directory」)を選択すれば一層徹底的なスキャンが行えます。

「追加スキャン設定を有効にする(Enable extra scan settings)」オプションは、、破損している実行形式ファイルやPUA(不要と思われるアプリケーション)もスキャンすることが可能となります。

デフォルトの設定では、ClamTKは20MB以上のサイズのファイルをスキャンしない。20MB以上のファイルを強制的にスキャンさせるためには、「20MB以上のファイルもスキャンする(Scan   files larger than 20MB)」のチェックボックスにチェックを入れる。

 

注:自動「削除(Delete)」と「隔離(Quarantine)」のオプションは、削除された。スキャン後に該当のファイルを右クリックして、そこで「削除」や「隔離」の対応が取れる。一度「削除」すると、ファイルは消去される。復活はできない(ごみ箱のような機能はない。)

c. 隔離されたアイテムの情報は「隔離(Quarantine)」メニューで利用できる。
  「状態(Status)」は、隔離したファイルの数をすぐに通知する。「メンテナンス(Maintenance)」は、隔離されたファイルを削除するか、あるいは、ウイルスが存在しないと確信しているならば、簡単にそのファイルを自分のホームディレクトリに戻すことができる。さらに「隔離フォルダを空にする(Empty   Quarantine Folder)」オプションで隔離フォルダを空にすることもできる。

d. 「ファイル」ボタンをクリックすることでも、「スキャン」メニューの中の「ファイル」を選択することもファイルのスキャンができる。

e. 「ディレクトリ」ボタンをクリックすることでも、「スキャン」メニューの中の「ディレクトリ」を選択することでもディレクトリのスキャンができる。また、「スキャン」メニューでは「再帰的なスキャン」、つまり、その選択したディレクトリ配下の全てのディレクトリを掘り下げていくスキャンが利用できる。

f. GUIのツールバーにある「ストップボタン」(白い×印のある赤い丸)をクリックすることでスキャンを中止することができる。ただし、スキャンのスピードにもよるが、すぐには中止しない。中止が認識されるまでスキャンは続き既に読み込まれたファイルが表示される。

g. 時には、特定のオプションを特定のスキャンにつけたいこともあるだろう。その場合は「拡張」メニューで「設定」を選択する(あるいはCtrl+P。)これで「起動時の設定」とスキャンされないディレクトリを指定する「ホワイトリスト」の設定ができる。

h. 「ホーム」ボタンをクリックするか、メニュー「スキャン」-「ホーム」でホームドライブ(訳者注:ホームディレクトリでしょう)も簡単にスキャンできる。
  (注:ClamTKはシンボリックリンクについてはもうスキャンしていない。)

7. Commandline

ClamTk can run from the commandline, too:

$ clamtk file_to_be_scanned
  or
  $ clamtk directory_to_be_scanned

However, the main reason for the commandline option (however basic) is
  to allow for right-click scanning within your file manager (e.g., Nautilus
  or Dolphin). If you want more extensive commandline options, it is
  recommended that you use the clamscan binary itself. (Type
"man clamscan" at the commandline.) Or, if you know of something useful,
  let me know and I can add it as an option.

7. コマンドライン

ClamTkはコマンドラインからも起動できる。

$ clamtk file_to_be_scanned
  か
  $ clamtk directory_to_be_scanned

しかし、(簡単なものであるが)コマンドライン起動のオプションはノーチラスやドルフィンなどのファイルマネージャーでの(ファイル・ディレクトリの)右クリックによるスキャンを行えるようにすることが主な理由である。もし、より複雑なコマンドラインのオプションを利用したければclamscanのバイナリそのものを利用することをお勧めする。
  (コマンドラインで「man clamscan」としてマニュアルを見よ)また、有効なことを思いついたのであれば、それをオプションに加えられるので、教えて欲しい。

8. Afterwards

If you've opted to save the results, you can view and delete them by
  selecting the "Manage Histories" option under "View".

Clear away the output by clicking the clear icon (looks like a broom) on the
  gui toolbar, or select "Clear Output" under "View".

You also have a few options with the files displayed. Click on the file
  scanned to select it, then right-click: you should have four options there.

a. Quarantine this file: This drops the selected file into a
"quarantined" folder.
  b. Delete this file: Be careful! There's no recycle bin!
  c. Save As: This option is useful if, for example, you wish to
  scan a file downloaded with your browser. Typically, such files
  are moved off to your temp (/tmp) directory and difficult to
  recover. So, use this to save it elsewhere, such as your
  home directory.
  d. Cancel: Cancels this menu.

 

8. 実行後

結果を保存することを選択していれば、(訳者注:「拡張」メニューの「設定」-「Keep a record of every scan」を選択していれば)「表示」メニューの中の「履歴の管理」を選ぶことで結果を見たり削除したりできる。
  (スキャンの履歴ウィンドウで)GUIのツールバーにある箒のようなアイコンの「消去」をクリックするか、「表示」メニューの「出力の消去」を選択すれば、出力結果を消去できる。
  (「表示」メニューの「出力の消去」は機能しないし、「箒」アイコンは「表示」メニューの「出力の消去」だし、GUIのツールバーには「削除」ボタンと「すべて削除」ボタンがあるので、ここの記述は更新されていないのか、Ubuntuが古いのか?)

表示されたファイルに関してオプションがある。スキャンされたファイルをクリックして選択し、それから右クリックすると4つのオプションが出てくるはずである。

a. 「このファイルを隔離する」:このオプションは選択したファイルを「隔離」フォルダに移動する。
  b. 「このファイルを消去する」:ゴミ箱(などの復活の手段)は無いので注意せよ。
  c. 「名前をつけて保存」:例えば、ブラウザによってダウンロードされたファイルをスキャンしてみたいときにこのオプションは有用である。一般的にそれらのファイルはテンポラリディレクトリ(/tmp)に移動され、再取得することが困難である。それで、このオプションを使い、ホームディレクトリのような、どこか他のところに保存する。
 
  d. 「キャンセル」:このメニューをキャンセルする。

9. Quarantine / Maintenance

If you've quarantined files for later examination, you have several options:

a. Check the Status (Ctrl-S, or Quarantine/Status) - Lets you know
  how many (if any) files you have quarantined
  b. Empty the quarantine area (Ctrl-E, or Quarantine/Empty) - Just
  a reminder: there is no recycle bin! Be careful with this, and
  ensure you wish to delete them.
  c. Maintenance (Ctrl-M, or Quarantine/Maintenance) - Here you have
  the option to delete or restore files. If ClamTk knows where the
  file originally was, the file can be put back.

 

9. 隔離とメインテナンス

後々の検査において、隔離されたファイルが出たときには、いくつかの選択肢がある。

a. 状態を確認する(Ctrl+S、あるいは「隔離」メニューの「状態」-いくつのファイルが隔離されているかを知ることができる。
  b. 隔離領域(隔離フォルダのことだろう)を空にする(Ctrl+E、あるいは「隔離」メニューの「隔離ファイルを空にする」)-ゴミ箱のような復活機能はないことを覚えていて。この作業には注意を。それらのファイルを消去してよいことを再確認すること。
  c. メインテナンス(Ctrl+M、あるいは「隔離」メニューの「メインテナンス」-ここではファイルを「復元」するか「削除」するかが選択できます。ClamTkがファイルの元の位置を覚えていれば、元の位置に戻ります。

10. Scheduling

As of version 4.18, users can schedule antivirus signature updates
  as well as daily scans. Because no cross-distro Perl module is widely
  available, this requires the "crontab" program, which is pretty standard.

While you do have the option to scan your entire computer (excluding
  the /proc, /sys and /dev directories), you probably only need to
  scan your home directory. If you're interested in scanning your entire
  system, you're probably going to want a program that scans for signs
  of a rootkit instead. In this case, check out rkhunter or chkrootkit.

To view the results of the scheduled scan, look under "View" and
"Manage Histories".

10. スケジューリング(「拡張」メニューの「スケジュール」(Ctrl+T))
  バージョン4.18以降は、利用者はアンチウイルス シグネチャのアップデートと日々のスキャンをスケジュール化できます。どのディストリビューションでも利用できるPerlのモジュール(module)が無いため、スケジュール化には「crontab」のプログラムが必要です。
  「crontab」自体はきわめて標準的なものです。

(「スケジュール」のダイアログボックスには)「コンピュータ全体」(/proc /sys /devは除かれます)の選択肢(ラジオボタン)がありますが、たぶん必要なのは「ホームディレクトリ」の方でしょう。(訳者注:ラジオボタンは「ホームディレクトリ(推奨)」と「コンピュータ全体」となっている。)
  あなたがコンピュータ全体をスキャンすることに興味があるのは、たぶん、rootkitの兆候をスキャンしたく思っているのでしょう。この場合はrkhunterやchkrootkitについて調べてください。
  スケジュール化されたスキャンの結果を知るために、「表示」メニューの「履歴の管理」を見てください。

11. Proxy settings

For those who need to set a proxy for signature updates, a "Proxy
  settings" tab is available under Preferences. Most will be fine with
"No Proxy". The "Environment settings" option will look   for the
  http_proxy setting in %ENV. You can also set it manually with an
  IP address or hostname as well as the port number.

11. プロキシの設定(「拡張」メニューの「設定」)
  シグネチャのアップデートのためにプロキシの設定が必要な方のために、「プロキシの設定」タブが「設定」メニューの中にある。   ほとんどは「プロキシを使用しない」で大丈夫だろう。「システムのプロキシ設定を使用する」は環境変数%ENVの中のhttp_proxyの設定を使用する。   「手動でプロキシを設定する」ではIPアドレス(あるいはhostname)とポート番号を入力して設定する。

12. Locale/Internationalization

Version 2.20 is the first ClamTk version to offer this. Have time
  on your hands and want to contribute? See the Launchpad page at
  https://launchpad.net/clamtk .

Note that some builds do not account for other than English
  languages because they have not yet updated their build/spec files.
  A polite email to the respective maintainer may fix this.

12.ロケール(地域別設定)/国際化
  バージョン2.2のClamTkで初めてこの設定が提供された。私たちにお手伝いいただける時間はありませんか?Launchipadページをご覧ください。https://launchpad.net/clamtk   .
  ビルドの中には英語以外の説明がないものがあることに注意してください。ビルド/スペック(build/spec)ファイルを最新にしていないのが理由です。個々のメンテナンス担当者への礼儀正しいE-メールによって修正されうるでしょう。

13. Limitations/Bugs

Probably a lot. Let me know, please. Ranting on some bulletin board
  somewhere on one of dozens of Linux sites will not improve things.
  Let me know what you like and dislike!

One of the current issues that hopefully will be resolved is that
  ClamAV rpms are not standardized. This isn't my fault (that I'm aware of),
  but I feel it adds unnecessary confusion (as opposed to necessary
  confusion :). Because of this, multiple builds are needed as opposed to
  just one. Fortunately, Debian does not appear to suffer from this.

13. 制限事項/バグ

たぶんたくさんあることでしょう。どうぞ連絡をお願いいたします。数多くあるLinuxの掲示板のどこかでわめき散らすことは事態を改善はさせません。あなたの好ましく思うことと好ましく思わないことを私に知らせてください。

願わくば解決されるべき問題のひとつは、ClamAVのrpmが標準化されていないことです。これは私の落ち度ではありません。(気にしてはいます。)しかし、私はこの問題について、これが不要な混乱(必要な混乱と対照的な)をもたらしていると感じています。その所為で、ひとつでいいところに複数のビルドが必要となっています。幸いなことにDebianはこのことで苦しめられてはいません。

14. Contact

For feature requests or bugs, it's best to email me. You can also go
  to the Sourceforge project page and submit requests/problems there
  (http://sourceforge.net/projects/clamtk).

14. 連絡

機能についての要望やバグの報告は、私にE-メールしてもらうのが一番です。また、ソースフォージプロジェクト(http://sourceforge.net/projects/clamtk)にて要望/問題(requests/problems)を提示してもらうことも可能です。

15. Other

As of version 3.10, ClamTk will not scan standard mail directories,
  such as .evolution, .mozilla or .thunderbird. This is due to parsing
  problems. If I come up with a smart way of doing that, it will be added.
  It will probably have to wait until version 5.x.

Note that "delete" and "quarantine" options have been disabled   if
  scanning involves the directories "/proc", "/dev", or "/sys".   Let
  me know if you have suggestions on better or other ways of dealing
  with that, or if there are other directories that should be avoided.

Also, please note that version numbers mean absolutely nothing. There
  is no rhyme or reason to odd or even numbers, so an odd number does not
  mean "unstable". A new version means it goes up 1 (or, rather, .01).
  Because I changed from Tk to Gtk2 I did move the major version number up
  significantly, but that was just to keep them separate.
  The version 3.x series became 4.x when there was a major change in
  the packaging and processes.
  Just pointing it out.

15. その他

CltamTK バージョン3.10以降、.evolutionや.mozillaや.thunderbirdのような標準的なメールディレクトリをスキャンしません。 (訳者注:2011年6月にインストールしたUbuntuのClamTkは2011年6月19日現在バージョン4.30。)これは問題を解析するためにおこなっています。これを行ううまい方法を思いついたら、付け加えることになるでしょう。たぶん、バージョン5.xまではお持ち願うことでしょう。

もしスキャンするディレクトリに「/proc」「/dev」「/sys」が含まれていると、「削除」と「隔離」の選択肢は利用できないことに注意してください。よりよい方法や他の取り扱い方法があれば、あるいは、他にも避けるべきディレクトリがあれば、私に連絡をください。

また、バージョン番号については、全く何の意味もないことを覚えておいてください。
  奇数偶数にも韻も踏んでいなければ意味合いもありません。それゆえ、奇数版が不安定であるなどの意味はありません。   新しいバージョンは1上がる(あるいは、どちらかというと.01あがる)。私はTkからGtk2に変更したのでメジャーバージョンナンバーを重大な変更として1あげた。しかし、そもそも別なものとして区別すべきだった。パッケージと処理方法を変更したときにバージョンを3.xから4.xとした。単にそれだけのことである。

16. Troubleshooting

* Are your signatures up to date, but ClamTk says they're not?

You probably have more than one virus signature directory. See below
  answer for finding signatures.

* If you are getting an error that ClamTk cannot find your signatures:

ClamTk is trying to find its virus definitions. Typically these are
  held under /var/lib/clamav or /var/clamav or ... If you are sure these
  files exist, please find their location and send it to me.
  Try the following to determine their location:

1. find /var -name "daily.cvd" -print
  2. find /var -name "daily.cld" -print

* Are you using the source and you see something like this:
  Can't locate Foo/Bar.pm in @INC... (etc, etc).

This means you are missing some of the dependencies. Try to find
the dependency through your distribution's repositories, or simply
  go to http://search.cpan.org. I recommend trying your distro's repo
  first. It's more than likely your distribution already packages these
  for easy installation. Depending on your distro, you will likely
  use "yum" or "apt" or some "Update Manager" and   the like.

 

16.トラブルシューティング
  *シグネチャは最新版か、しかしClamTkはそうではないとは言わない?

たぶんあなたは複数のシグネチャディレクトリをお持ちだろう。シグネチャを見つけるために下の回答を見て欲しい。

*ClamTKがシグネチャを見つけられないというエラーを出したら:

ClamTkはウイルス定義を探そうとします。一般的にはウイルス定義は/var/lib/clamavか/var/clamavか・・・・などにあります。それらのファイルが存在しているのが確実であるなら、ウイルス定義ファイルの存在する場所を探し出して、私にそれを連絡してください。
  定義ファイルの位置を特定するために以下を試してください。

1. find /var -name "daily.cvd" -print
  2. find /var -name "daily.cld" -print

*ソースを使うとか、その類のものを見るとかしました?
  perlの特殊変数@INCにFoo/Bar.pmが見つからないとか(など、など)

依存関係が失われていることを意味しています。ご使用のディストリビューションのレポジトリから依存関係を見つけるようにしてください。あるいは、シンプルにCpanのサイト(http://search.cpan.org.)へ行くのもいいでしょう。お勧めは最初にディストリビューションのレポジトリを確認することです。すでに簡単にインストールできるようにパッケージ化しているというのが、一番ありそうなことです。ディストリビューションの種類によりますが、「yum」とか「apt」とか「Update   Manager」というような類のものを使えることでしょう。

17. Thanks to...

* Everyone who has contributed in one way or another to ClamTk -
  including language assistance and bug notifications
  * Dag, without whom rpms would likely not currently exist
  * Muppet and the gtk2-perl folks for their time and effort
  * Perlmonks.org for helping me learn the wonderful Perl language -
  and continuing to do so on a daily basis!
  * Ksnapshot for making snapshot-taking very easy

 

17.謝辞

*各言語への翻訳の手助けやバグの連絡をしてくださった方を含めて、あれこれとClamTVに貢献してくださった皆さんに。
  *ダグへ、彼がいなければrpmは現在は存在しなかっただろう。
  *マペットとgtk2-perlの皆さんへ、彼らの費やした時間と労力に。
  *Perlmonks.orgへ、すばらしいPerl言語を私が覚えるのを助けてくれ、そして日々支援を続けてくれたことに。
  *Ksnapshotへ、とても簡単にスナップショットが作れたことに。

 

18. Contributors

Many people have contributed their time, energy, opinions,
  recommendations and expertise to this software. I cannot thank
  them enough.

Please see http://clamtk.sf.net/credits.html for a complete listing.

18. 貢献してくださった方々

多くの方々が、時間や、労力や、意見や、忠告や、専門知識などをこのソフトウエアに与えてくださいました。どんなに感謝しても足らなく感じております。

どうぞhttp://clamtk.sf.net/credits.htmlの貢献してくださった方々の一覧をご覧ください。

19. Contact

email : dave.nerd AT gmail DOT com
  jabber: dave-m AT jabber DOT org

 

  19.連絡先
  email : dave.nerd AT gmail DOT com
  jabber: dave-m AT jabber DOT org

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